写真・・・池袋のホテルの一室・夢のパラダイス・華の東京の朝日。
イエスは夜明けの四時ごろ、
海の上を歩いて彼らの方へ行かれた。
(マタイ伝・14章25節)
イエス・キリスト様の起こした奇跡です。
キリスト様は舟に乗っている弟子たちのところへ、
湖の上を歩いて行かれました。
弟子たちは幽霊だとおもって脅えます。
すぐにイエスだということに気づきました。
これは実際にあった出来事か?
もし、妄想であったとしたら、
「事実に反するお話し」となります。
だだ、ここで肝心なことは・・・・
「事実」と「真実」の区別。
事実か? 事実でないか?
そんなことは大きな問題ではありません。
そんなことを追及しても意味がない。
幼い時に、事情があって里親に引き取られて育てらてた人がいたとします。
育ての両親は我が子と思って愛情深く育てました。
この事実は秘密にされていました。
子供が成人したころ、初めてその「事実」を知らされました。
育ての親は言いました。
「どんなことがあろうとも、この子は私の子供だ」
子供は思いました
「事実がどうであれ、私は今のお父さんお母さんの子供だ」
ここが肝心・・事実と真実は別問題。
血の繋がりはなく、実の親子ではない事は「事実」
どんなことがあろうと、親子である
これが「真実」
事実でない事は納得できない・・
このような考えでは人生、苦しみがあるのみ。
事実と真実を混同すると、
精神は衰退し、貧弱になる。
奥ゆかしさ、慎ましさ品性、とは
真実を見る眼
であると感じます。
但し・・・
その前提に、「誠意」が必要であると思います。
人間いつ死ぬか分からない。
誠意と真実を観る眼
大切に生きて行きたい。