究極のお茶漬け「 鯛茶漬け 」
活きの良い鯛を入手。
早速、刺身にしました。
鯛は皮を剥いでしまうと、価値が半減します。
料理屋さんで出される鯛の刺身は、ほとんどの場合、
皮が剥かれています。
悲しい思いがします・・
テレビのグルメ番組を見ていると、レポーターが必ず言う言葉
「 やわらかい!!! 」
「 甘い!! 」
どうやら、メディアの食に対する価値基準は
柔らかいか? 甘いか?
が尺度のご様子。
このセリフを聴かされるたびに溜息がでるのは私だけでしょうか・・・
アラは昆布と一緒に煮込んで、ダシ汁を造ります。
味付けは塩のみ、だだし、塩はコダワリがあります。
塩の良し悪しは、甘みと苦味の微妙なバランスで決まると思います。
美味しいと言われている有名な『〇〇▲〇』は絶対に使いません。
あれは、海水の味でしかないように思えます。
あの塩が有名なのは、コマーシャルによるイメージ戦略と、
量産によるコストパフオーマンス
の良さであるような気がします。
ダシを取った後のアラは、ツマミになります。
まずは・・・これを摘みにドイツワイン
何だか貴族になったような気分になって来た・・・
刺身は、 最後、4~5切残します。
いよいよ最後のトドメ
熱いご飯の上に刺身を乗せ、熱いだし汁をたっぷり注ぎ込む。
そのあと、醤油をホンの少し(小さじ5/1くらい)投入。
鯛の刺身が熱さに悶える。
このとき、刺身が、更なる旨みを汁に浸透させる。
そして、新鮮な刺身はだし汁の熱に圧倒され
ミディアム状態に姿を変貌させる。
ワサビを少し加えたあと、
一気にかき込む・・・
この瞬間、わが身を忘れ、前のめりになる・・・
これ、最高の美味 最高の贅沢。
三島由紀夫はこの日本人特有の奇怪な食習慣を、
「 お茶漬けナショナリズム 」と呼んだ。
活きの良い鯛を入手。
早速、刺身にしました。
鯛は皮を剥いでしまうと、価値が半減します。
料理屋さんで出される鯛の刺身は、ほとんどの場合、
皮が剥かれています。
悲しい思いがします・・
テレビのグルメ番組を見ていると、レポーターが必ず言う言葉
「 やわらかい!!! 」
「 甘い!! 」
どうやら、メディアの食に対する価値基準は
柔らかいか? 甘いか?
が尺度のご様子。
このセリフを聴かされるたびに溜息がでるのは私だけでしょうか・・・
アラは昆布と一緒に煮込んで、ダシ汁を造ります。
味付けは塩のみ、だだし、塩はコダワリがあります。
塩の良し悪しは、甘みと苦味の微妙なバランスで決まると思います。
美味しいと言われている有名な『〇〇▲〇』は絶対に使いません。
あれは、海水の味でしかないように思えます。
あの塩が有名なのは、コマーシャルによるイメージ戦略と、
量産によるコストパフオーマンス
の良さであるような気がします。
ダシを取った後のアラは、ツマミになります。
まずは・・・これを摘みにドイツワイン
何だか貴族になったような気分になって来た・・・
刺身は、 最後、4~5切残します。
いよいよ最後のトドメ
熱いご飯の上に刺身を乗せ、熱いだし汁をたっぷり注ぎ込む。
そのあと、醤油をホンの少し(小さじ5/1くらい)投入。
鯛の刺身が熱さに悶える。
このとき、刺身が、更なる旨みを汁に浸透させる。
そして、新鮮な刺身はだし汁の熱に圧倒され
ミディアム状態に姿を変貌させる。
ワサビを少し加えたあと、
一気にかき込む・・・
この瞬間、わが身を忘れ、前のめりになる・・・
これ、最高の美味 最高の贅沢。
三島由紀夫はこの日本人特有の奇怪な食習慣を、
「 お茶漬けナショナリズム 」と呼んだ。