傾聴ボランティア~緩和ケアにて~

~薬剤師・社会福祉士による小さなボランティア活動~

日本癌治療学会

2007年10月25日 | 医療関連
製薬会社で抗がん剤の開発をしていた頃は、いつも行っていた学会です。

長いので癌治(がんち)と略します~。

会社員をやめてから久しぶりに参加してみました。

開催地が京都で近い、という理由なんですが。

緩和ケア関連の学会・研究会に慣れていましたが、やはり癌治の雰囲気は健在でした。

全然違う。

大きな違いは、ランチョンセミナーの券が、昼になっても余っているものがあるという点(笑)。

↑内輪ネタでごめんなさい。

日本緩和医療学会は、9時前に完売ですからね。

と、どうでもいいことはさておき。


患者さんが興味ありそうな、いわゆる最新の治療、に焦点をしぼって聞いていますが、

「へぇ」と思わず声をこぼしてしまうことも多々あり。

ただ、抗がん剤治療のセッションを聞いていたとき、次々に発表される先生方が、

初期から緩和ケアを!

と長方形を斜めに切った図、



が頻発されていて、久々に行って「嬉しい」と思った瞬間でした。

昔は癌治の発表で、緩和ケアはそのテーマに沿った発表にしか登場しませんでしたが、

普通の発表に出てくるので、時代が変わっているナァと感じます。

今年の4月に施行された、がん対策基本法が引き金になっているとは思いますが。

問題はその「流れ」にどう乗るか、ですよね~。

ぼーっとはしてられません。。。

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