Produced by Chris Collingwood, Adam Schlesinger
Mixed by John Holbrook
Masterd by George Marino
約4年ぶり5枚目。曲によってホーンやキーボードが入っているものの、前作の凝りに凝ったサウンドアレンジからは一転、全体的にアコースティックを意識したシンプルな印象を持ちました。しかし相変わらず作り出すメロディーはどれも抜群。丁寧なサウンドプロダクションも申し分無し。キッチリとFOWらしいアルバムに仕上げています。。
少し職人的過ぎたかな？と思えるほどバラエティに富んだサウンドだった前作に比べて、今作は一本筋の通ったシンプルなバンドっぽさがあり、スッキリしたサウンドに仕上がってます。Adam Schlesingerがメンバーに名を連ねるTinted Windowsのデビューアルバムで試みたドラム、ベース、ギター、ボーカルのみというシンプルなバンドスタイルの影響が少なからずあるのかもしれませんね。。
ミドルテンポの曲が多めのせいかやや落ち着いた感じがあり "熟練" という言葉がよく似合います。ただロックバンドとしていつもポップスの魔法を聴かせてきてくれた彼らには "熟練" なんてオジサンくさい言葉が付くサウンドよりも、もっと疾走感と若さ溢れるサウンドで楽しませて欲しいと思ったりもします。もしかしたらプロデューサーを外部の人に任せるのも1つの手段かも・・・とか思いつつ、この新作を何度も繰り返し聴いている今日この頃です。。
Fountains of Wayne - Someone's Gonna Break Your Heart
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