Produced by Bleu, Ducky Carlisle, Dorian Crozier, Roger Joseph Manning Jr.
Mixed by Ducky Carlisle, Bleu, Dorian Crozier
Mastered by Chris Zembower
前作「A Watched Pot」からわずか1年という短期間でのリリースですが、その録音時期が2005年頃ということを考えると逆に長かったくらいですね。その発売時期のズレも契約絡みの問題があったからで、その時の経験からか今作は自主レーベルを立ち上げてのリリースとなっているようです。。
今作も前作と比べて大きな違いは無いように思います。アップテンポの曲もミドルテンポの曲も丁寧に作り込まれていて、相変わらず細部にわたるアレンジが秀逸。プロデューサー的感覚も存分に発揮されててホントに良く出来ています。また10曲目 "Everything is Fine" にてRoger Joseph Manning Jr. と共作・共演を果たしているところは両方のファンにとって注目です。。
ここ数年、L.E.O.やThe Major Labelsなどのサイドプロジェクトでの活動や様々なレコーディングへの参加という経験を積んで、さらにミュージシャンとしての引き出しを増やしていってる印象があります。個人的にはButch Walkerとよく似た印象を持ち始めました。。
良くも悪くもある程度完成されてしまってる感じがあります。たとえばButch Walkerがグラムロックを意識したアルバムを作ったように、サイドプロジェクトで作るのではなく、あえてBleu個人名義で何かしらハッキリとしたコンセプトを持った作品を作って欲しいです。まだまだ引き出しはたくさん持っていそうですからね。。
Bleu - Singin' In Tongues
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