■オススメ曲■
1曲目 "Heartbreak Warfare" / 4曲目 "Who Says" / 8曲目 "War Of My Life"
スゴいなぁ、この人は。個人的には、とりあえず安心して新作が聴けるっていうアーティストのうちの1人なんですが、今作でもやってくれました。前作「Continuum」から約3年。今度はどんなアルバムなんだろうと期待して聴いてみたら、なんと歌モノ。これが染みる。。
John Mayer、Steve Jordan、Pino Palladinoっていう最強のトリオが軸になっているにもかかわらず、今作は演奏技術や技に走ることがほとんど無く、あくまで歌中心。で、その歌メロが良いしボーカルも味があって良い。音数が少ないんだけれど、当然演奏が疎かになってるなんてことは全く無く、ここぞと言う時のフレーズであったり3人の生み出す一体感はさすがの一言。。
例えば "Crossroads" のカバーなんかには思わずニヤリとしてしまいましたが、ライブだったら怒濤のギタープレイが聴けるんだろうなぁと想像してみたりも。アルバムでは若干控えめの演奏で、全体の雰囲気に合わせたのかも。。
ギターを弾き倒すJohn Mayerもカッコいいし、そういうのを求めるファンも多いと思います。当たり前ですが、自分の好きなアーティストに何を求めるかは自由ですから、そういったギタープレイを望んだ人には今回はちょっと消化不良のような印象もありますね。。
こう言ってしまっては元も子もないんですが、個人的にはJohn Mayerに求めるものって特に無いのが正直なところです。歌中心であってもギター中心であっても、とにかく何かしら惹き付けられるものを聴かせてくれると信用してるんで、今作もホントに良いなぁと。ギターが上手い、曲が書ける、声が良い。天は3物を与えたか・・・
John Mayer - Heartbreak Warfare
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