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引っ越ししました。
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特集:Brad Jones

2005年12月05日 | 今日の一枚。(旧版)
いやー、めでたい。昨日の投稿でも書き込みましたが、Dinosaur Jr.の来日決定に始まり、My Bloody Valentineのコンピ発売、BMX Banditsの10年振りの来日、そして我らがRoger Manningのソロアルバム発売!と、ビックニュースが目白押しやね。まずはMy Bloody Valentineのコンピが楽しみです。初期の音源なんであの轟音ギターは聴けないと思いますが、まぁ良しとしよう。笑
で、今回の特集はNashvilleパワーポップ界の重鎮Brad Jonesです。個人的には「プロデューサー買いして間違いない人ベスト3」に入ってる人でもあります。(注:僕の音楽的嗜好に合ってるという意味でです。ちなみにあとの2人はMitch EasterとJon Brion)ではどうぞ。
「Gilt Flake」1995年
まずは本人のソロアルバムから。1曲目からいきなりTHE BEATLES「Getting Better」まんまのイントロから始まります。これで全てオッケーでしょ。笑 ちなみに2曲目の途中には「Day Tripper」のギターリフが鳴り響きます。
なんでもこのアルバムはイギリスの音楽雑誌「MOJO」の1996年最優秀パワーポップアルバムに選ばれたんだとか。まさに納得の "パワー" のある "ポップ" なアルバムで、メロディー、ハーモニー、アレンジどれを取ってもパワーポップのお手本と言える内容です。さすがマルチミュージシャンでありプロデューサー。
The Shazam「THE SHAZAM」1997年
先の「Gilt Flake」と同時に日本盤発売となったThe Shazamのメジャーデビューアルバムです。もちろんプロデューサーはBrad Jones。デビュー前からいろいろ相談してたそうな。こちらはもっとガレージっぽいとゆうか若いです。笑 単純にメロディーがキャッチーでギターリフがカッコいい!それだけでオッケーです、はい。ライナーを書いている松村雄策さんが言ってます。「パワーポップとはギターバンドであってキャッチーでメロディアスな曲でコーラスがカッコいい。」その言葉まんまのアルバムです。
その後Cheap Trickの全米ツアーの前座を務めたんだとか。
Cotton Mather「The Big Picture」2001年
コレってもう発売から4年以上経ってんのか。。今はどうしてるのか謎ですが、間違いなくポップオタクなメンバーが揃ったであろうバンドです。とにかくボーカルの声がJohn Lennonソックリ!さらに名前がRobert Harrison!確か日本デビュー盤「Kontiki」が出た頃「もしビートルズがまだ続いていたらこんな音楽をやっていたはず!」なんてキャッチコピーが付いてたような気がします。お店の人の誇大広告かもしれませんが、確かに「Kontiki」は名盤です。そしてこの「The Big Picture」もスゴイ。。やはりBrad Jonesプロデュースにハズレなし!
SWAG「catch-all」2002年
ドリームプロジェクトとはこのこと。アメリカのギターポップとオルタナカントリーの大御所達が勢揃いしたバンドで、そのレコーディングを仕切ったのがBrad Jonesでした。元WilcoのKen Coomer、Doug Powell、Jerry Dale Mcfadden、Robert Reynoldsが一応中心メンバーのようです。そしてなんとCheap TrickのTom Peterssonも創設メンバーだったらしいのですが、契約の関係上このアルバムには不参加だとか。。それならとその穴埋めに連れて来たのがなんとTodd Rundgren!数曲でベースを弾いてます。他にもBill Lloydeがギター弾いてたり、もちろんBrad Jonesもベース弾いてたりするわけで、なんかThe Orange Humble Bandに近いものがありますね。笑 この豪華なメンツを上手くまとめて1枚のアルバムを仕上げたBrad Jonesの手腕に拍手!

と、まぁここで挙げた4枚はBrad Jonesの仕事のごく一部な訳であって、他にも元JellyfishのRoger ManningとEric Doverが組んだIMPERIAL DRAGやNashvilleの男女デュオSwan Diveのプロデュース、御大Mershall Crenshawのプロデュースとベーシストとしてのツアー参加、同じくMatthew Sweetのツアー参加と挙げればキリがありません!最近ではJosh Rouseの「Nashville」をプロデュースとまだまだ現役バリバリのようです。
願わくばソロアルバムをもう1枚。。



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