■オススメ曲■
1曲目 "Sorry" / 2曲目 "One Look at You" / 13曲目 "What Went Wrong"
作品としてはもう何枚目になるんでしょうか?30年近いキャリアを誇り未だ現役を続けるThe Smithereensの久しぶりのオリジナルアルバムです。。
プロデューサーには盟友Don Dixon、録音にはそのDon Dixonに加えMitch Easterという往年のファンやパワポ好きにはたまらない人選。タイトルは89年リリースのヒット作「11」に引っ掛けた「2011」、ジャケットの色合いもほぼ同じということで今作における気合いの入りようが伝わってきます。。
で、音がこれまたB級感丸出しのロックでカッコイイ。ここ数年の間、The BeatlesやThe Whoのカバー集をリリースした影響が色濃く出てます。もちろん過去の作品でもその片鱗は随所に聴き取れましたが、今回はあからさまにと言ってもいいくらい音作りはもちろん、ちょっとしたギターリフにも表れていて聴いてると妙に顔がニヤけて来たりも。。
日本ではほぼ無名の彼ら。もう少し見た目が良くて、もう少しメジャーな音作りをすればCheap Trickと肩を並べられたんじゃないかと思いますが、そうなると彼らの味が無くなってしまうのも事実。でもずっと楽曲本意でやってきたバンドがこうして未だ現役と言うのは1つの理想かもしれません。。
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