五反田発リスボン行き急行列車

五反田駅からリスボン行き急行列車に乗ることを夢想する前期高齢者の徒然

2021・4・1

2021-04-02 09:51:05 | 日記
昨日こだわっていたことはあっさり解決する。地名とか日時とか実名とかに出来るだけこだわらないでイニシャルで書けばいいのだ。下山事件は「S事件」、五反野駅は「G駅」と云うように。それでもできる限りS事件は下山事件に、G駅は五反野駅に近づけて。でも、どうしても固有名詞を出さないといけない時は間違いがないように。そこをいい加減にしていると読みたくなくなったり見たくなくなる。そんなことを思いつつの小説の執筆。「昭和二四年八月十三日、戦争で中断していた千住の花火が復活した日。荒川近くにあるT線のG駅前の一杯飲み屋の二階で愛人と花火を見る登場人物が、一カ月前に起きたS 事件について語る」シーン、続いて一年後のキティ台風でG駅前が水害に襲われたシーンを書いていく。6時半に母を風呂にいれる。ふと昭和24年当時、母はまだ1歳半すぎの俺をどうやって風呂に入れていたのだろうかと思ったりする。当時住んでいた家に内風呂はあったのか?なかったとしたら俺を抱いて銭湯に行っていたのか?母の体を洗いながらそのことを聞いてみると「知らないっ。覚えてないっ」と何処か嬉しそうに答える。今日の老老ブレックファーストは大振りの鯵の干物を半分ずつ。その皿にカイワレとひじき。別に納豆サラダときゅうりの漬け物とサツマイモの味噌汁。午後からは母をK研究所病院へリハビリに連れていく。リハビリが終わるのを待っている間、午前中から読み出した「日米秘密情報機関」(平城弘通・著)を続けて読む。元自衛隊陸将補の書かれたこの本は10年前に買って少しだけ読んでそのままにしておいたのだが、ふと読み出したらやめられなくなってしまった。蔵書趣味を毛嫌いしている俺だが、こんなこともあるから蔵書趣味をもう非難するのはやめよう。老老ディナーは久し振りにニンニクたっぷりのペペロンチーノにサーディンとオニオンスライスのサラダ、それに市販のカボチャスープ。食後、NETFLIX で「南瓜とマヨネーズ」(脚本監督・富永昌敬)を見る。太賀と云う俳優をあまり今まで評価していなかったけど、この映画では彼の内面をため込んだ表情がいい。そしてラストシーンが最高によかった。
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