今日はクリスマスイブ、と言っても恋人がいる訳じゃなし、キリスト教徒でもなく、99歳の母と半分同居の74歳は浮かれ騒ぐ理由がない。老老ブレックファーストは太刀魚の酒煮、納豆、小松菜のお浸し、昨夜のかき鍋の残りをリフォームして汁物としていただく。でも、それで終わったら99歳のクリスマスイブが悲惨な気がして、近くのケーキ屋で4000円のクリスマスケーキを買い求め、お正月用に冷凍してある蟹の足を一本だけ解凍して老老ディナーの時食べる。7時半近くに元法律事務所勤務のNさんが勤務先の新宿からわざわざ来てくれる。というか来させたのか?実は明日から27日までは店をレンタルしているし、28日、30日は先約があるので、年内店に来るんだったら今日しかないですよとお昼にメールしておいたのだ。それにしても失礼な話だ。はなからNさんにはクリスマスイブに予定がないと決めつけている。おまけに年内に一度は来る筈だとこれまた決めつけている。お許しを。彼が帰った後、リアルタイムでNHK「群青領域」(脚本詩森ろば)の最終回を見てから、ベッドで昨日いただいた「もういちど,あなたと食べたい」(筒井ともみ著)を読みながら眠る。