五反田発リスボン行き急行列車

五反田駅からリスボン行き急行列車に乗ることを夢想する前期高齢者の徒然

2021・12・14

2021-12-15 05:04:09 | 日記
(昨日の続き)半蔵門線の住吉に行くのにどういくか迷ってしまった俺は、広尾駅の地下鉄路線図の前で15分近く迷う。日比谷線がこの先で半蔵門線に連絡しているのは、路線図の中心部がごちゃごちゃしていてよくわからない。一駅中目黒まで戻れば連絡していることが分かったけど、こうした時、一駅たりとも戻りたくない。後は六本木で大江戸線に乗り換えて清澄白河で更に都営三田線に乗り換えるしかないのだけど、六本木で地下深く入っていかなくてはならない大江戸線を使うのは躊躇う。その時、水天宮と言う駅の表示が目に留まった。住吉は半蔵門線の二つ先だ。そして水天宮は日比谷線の人形町駅を降りて5分も歩かないところにあることを知っていた俺は、何だか大発見をしたように意気揚々と日比谷線に乗り込んだのだった。こんなことスマホを持っていれば最速で一番早く到着するコースを教えてくれるのに。そろそろスマホにしようかなと一瞬思ったのも束の間、こうして路線図をウダウダ考えるのがとても楽しいのでスマホ転換計画はすぐに撤回される(と、ここで今日の日記になる)今日の老老ブレックファーストはかつおの生姜煮、もずく山葵入り納豆、塩辛、海苔、若布と九条ネギの味噌汁。今日は弟のH が昼前に来るので、その時間に俺は昨日乗り換えた人形町の一つ手前の茅場町のS歯科クリニックへ月に一度の検診に出掛ける。午後の時間は音楽劇の台本に集中。夕方までに半分は出来た。夕飯は母のオムツを取り替えて、小水だけだったことを確かめてから残り物のカレーライスにする。美味。六時に年末に店を貸すことになってしまったMが照明さんと来て会場のチェック。控室なんかないところでどうやって芝居を作るかそれはそれで楽しみ。Mたちが帰った後はNETFLIXで配信が始まった「浅草キッド」(脚本監督・劇団ひとり)を見る。以前にも監督の実績がある劇団ひとりだけど、大泉洋や柳楽優也や門脇麦や鈴木保奈美など面倒臭そうな俳優たちを堂々と演出していることに感心する。あの脚本は書けるかも知れないけど、あの俳優陣を演出することは到底俺には無理だ。そう思った途端、ベッドが恋しくなって倒れ込む。今日は地下鉄の行き帰りで読み続けた「人新世の『資本論』」(斎藤幸平)の続きを読もうとするが、一頁でダウン。