goro's 花 Diary

東京の街を彩る花たちを追っかけています。

変わらぬ想い、変わる想い

2009年06月12日 | 09 花たち



【ドクダミ・毒溜・毒痛・毒矯・毒彩】ドクダミ科ドクダミ属

嫌な花ですよ、ドクダミは
お隣の庭から家の庭にも侵入して
抜いても抜いても生えてきて、どうしょうもないですよ
どうにかならないんもんですかね

えっ、goroさん、好きなんですか?
ほんとですか?
あんな便所臭い匂いの、どこが好きなんですか?

(過日の会話 goro’sにて)


昔から、子供の頃から好きでした。
清楚な白い花がなんとも愛しいし、匂いも一向に気になりません。
何と言われようと、好きなものは好きなんです。

ただ一般的には、あの匂いが苦手だという話は耳に届きます。
嗜好には、個人差があるのが当たり前です。

ドクダミは、日本各地はもとより、東アジア、東南アジアなどに分布する多年草です。

林の下のような半日陰や、湿り気を帯びたところに生育するとの記述を多く見かけますが、なんのなんの、こちらでは朝から晩までカンカン照りの道路脇のツツジの植栽の中で、ツツジを覆うように繁茂しているのは、当たり前の光景になっています。

東京を代表する雑草としては、№1だろうね。
どこ行っても、目に付きますからね。
毎年のように勢力拡大しています。

5月に入ってから開花しているのを確認していましたのでね、今年こそはドクダミ茶を作るぞと意気込んでいたんです。
作る作るといいながら、結局昨年はやらずじまいだったのでね、今年こそはです。

ところが5月後半からの不安定な天気のせいもあってね、ドキダミ採取が延び延びになっていました。
採ったはいいが雨続きだと、乾燥させるのにも影響するだろうしね。 
花が咲いているときのドクダミが、お茶にするにはいちばんいいとの刷り込みがありますのでね、焦っていた訳ですよ。

待ちに待って、先の日曜日に採取してきました。

只今、乾燥中です。
週末には、ドクダミ茶が飲めるかな。
溜まりきった毒素を、抜かなくちゃ!



【ヤエドクダミ・八重毒溜】ドクダミ科ドクダミ属

やっぱり八重のドクダミも見ておかなくてはと、行ってきました。

すでに2段目の花も開花していました。

馴れとは怖いものです。
可愛いという思いに違いありませんが、初めて出会って以来毎年のように大騒ぎしていましたが、4年目ともなると・・・ ときめかなくなってしまいました。

ヤエドクダミさん、ごめんなさい。
変節漢に成り果てたおじさんを、許してください。

 


【ゴシキドクダミ・五色毒溜】ドクダミ科ドクダミ属

一重、八重ときて、五色も紹介しないと、片手落ちだよね。

マイ花マップ登録のゴシキドクダミ、今年はもう1ヵ所加わり、3ヶ所になりましたましたよ。

ゴシキドクダミには、まだときめきが残っているんだよな。

キーワードは、「一重」だな。