goro's 花 Diary

東京の街を彩る花たちを追っかけています。

禊にはまだ早い

2009年06月26日 | 09 花たち


昨日は記事が抜けちゃいまして、失礼いたしました。
確かに書いたんですよ。アップされるはずだったんですけどね。
でも記事は反映されなかった。
何でそうなったのかは、未だ解明出来ていません。

goro’s 花 Diaryの記事は、朝8時にアップするように予約投稿をしています。
以前のgooブログでは予約投稿は出来ませんでしたが、半年ほど前からでしたっけね、機能が追加されたので、ここのところは専らそうやって記事をアップしています。

昨日もいつものように記事を纏めて、予約しておいたんですけどね。
夕方パソコンを開いて見たら、アップされていなかったんですよ。
予約するのを忘れていたのかなと思いました。
これは過去にもやったミスなので、すぐさま編集ページに入って、投稿し直しておきました。

今日撮った写真の整理などした後goro’s 花 Diaryを覗いてみたところ、タイトルは表示されているのに、肝腎の記事は空白です。
慌てましたよ。
何が起きているのか判らないまま、再度編集ページに入って記事をチェックすると、もとの記事も空白のままです。
写真1枚、文章の1行たりともありません。

頭真っ白とはこのことです。
過去にも記事をアップしたそのときに、「只今アクセスが多いので時間をずらしてください云々」なんてアナウンスが出ると、投稿した記事が消滅してしまうという不備があって、泣きの涙で記事を書き直したことが何回かあるんだけどね。
下書きして投稿すれば、記事消滅なんてことにはならないんだろうけど、編集の都合というか、書き勝手のこともあって、記事は直接ブログのフォーマットに書いています。
記事の途中で下書き保存(投稿)を繰り返せば、被害は最小限に抑えれられるんだけどね。
トラブルが起こると小まめにやったりしますが、喉元過ぎればなんとやらで、いつしか細かい作業は抜かしてしまうようになり、同じように泣きの涙になることが、今でも時たまあります。
これはまあ、自分の撒いた種、自業自得だと諦めもつくんだけどね。

でも今回のケースはそれとは違います。

8時に投稿されるように予約したのは確かです。
百歩譲ります。
もしも予約するのを忘れてしまったとしてもですよ、記事が消滅したことの説明にはなりません。
何がgooブログに起きたのか、さっぱり判りません。謎です。

昨日書いた「禊にはまだ早い」の記事は、ネットの世界を彷徨っているんでしょうか?

とまあ、昨日記事をアップ出来なかったのには、こんな事情があったんです。

気を入れ直して書いた「禊にはまだ早い」、読んでやってください。

謎を解く一端になるかどうかは別にして、
この記事も同じタイトルで予約投稿してみます。
今回は下書きを保存してありますよ。

【追記】17:05
無事アップされていました。

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【ミソハギ・禊萩】ミソハギ科ミソハギ属

今年のミソハギは、異常に早く開花しました。
6月3日ですよ、最初に咲いているのを見かけたのは。

開花時期が年によって早かったり遅かったりするのは植物の常ですが、それにしても6月3日は早過ぎです。
あまりにも早い開花だったので、もしかするとミソハギにも園芸種が作られているのかとか、西洋のおかたがいらっしゃるのかと思って調べたほどです。
見当たりませんでしたけどね。

過去の状況はどうだんだろうと、花倉庫をひっくり返し、昨年、一昨年のものを見てみました。
記事をアップした日付は違いますが、07年6月30日08年6月22日が最初の1枚を撮影していました。
開花したその日に撮影したとは限りませんが、咲いているのを見かけたら必ず撮ったはずですのでね、おおまかな開花日の参考にはなると思います。

まあ、たまたま見かけたものが特別早かったんだろうと思っていたんだけど、6月7日ですよ、トップ画像のミソハギに出会ったのは。
やっぱり今年は早いんだってね、思い至りました。同じ日に、別の場所で咲いているのも確認しましたからね。

いやはや、どうなっとるんじゃ・・・
ミソハギといえば、お盆の供花として主役の一端を担う花です。
東京の盂蘭盆会は7月13日だけど、全国的には8月13日ですからね。
こんなに早くから咲き出しちゃって、大丈夫なんでしょうかね。

心配無用、大丈夫なんですよ。
ミソハギはそんなヤワな植物じゃありませんから。
次々と分枝を続けて、お盆過ぎまで、いえいえ初秋の頃まで花を咲かせてくれるはずです。

日本各地(本州以南とも言われています)や朝鮮半島の、陽当たりのいい湿地や水辺に自生する多年草です。
昔から田の畦や畑の隅に植えられ、仏壇の供花として利用されていましたので、人間の営みに近いところにあった花です。

普通は1~1,5mの草丈ですが、ときに2m近くにまでなることがありますのでね、外国のガーデナーにも人気があるようですよ。
ひ弱そうな細い茎ですが、見かけ以上に強いんですよ。
ヤワな園芸種など、足元にも及びません。

そういえば、昨年亡くなったターシャ・テューダーの庭にもありませんでしたっけ?


これまで無視してきましたが、日本にはミソハギ科ミソハギ属の自生種がもうひとつあります。 


【エゾミソハギ・蝦夷禊萩】ミソハギ科ミソハギ属

エゾミソハギは、ミソハギとは極近縁種です。

「エゾ・蝦夷」と名乗ってはおりますが、北海道の専売ということではなく、九州以北の日本各地をはじめ、ユーラシア大陸から北アフリカにかけてと、広い地域に分布しています。

ミソハギよりも花も草丈も大型で、毛が多いといわれていますが、葉の基部が四角い茎を抱いているのが、エゾミソハギを見分けるいちばん簡単なポイントです。
ボケてはいますが、葉っぱが茎を抱いているのが、画像で確認出来ますよね。
嫋やかな風情を醸し出すミソハギよりも、見るからに強健そうなのがエゾミソハギだと、おじさんはそう思って見ていますけどね。

ミソハギはミソハギ~~ 別に見分ける必要なんかないとも思っています。

ターシャの庭で咲いていたミソハギは、ひょっとしたらこちらのミソハギだったのかもしれませんね。