goro's 花 Diary

東京の街を彩る花たちを追っかけています。

冬至の日

2007年12月22日 | つぶやき…



神宮外苑銀杏並木 12/21 16:03

冬至です。

なんだかほっとしております。
早く冬至にならないかなって、待っておりました。

日々日没が早くなるのって、精神的なダメージが大き過ぎです。
なんだか奈落に向って、階段を一段づつ降りていくようで。

今日で下りは終わり、明日からは昇っていくだけです。
どん底からの脱出だ!

でもね、「冬至冬中(なか)冬始め」って言葉があるように、本格的な寒さはこれからなんだよね。

実際今日は寒かったな。
雨も降っちゃったし。
お湿りはありがたいんだけどね。

冷たい雨の降る新宿の街ですが、人出は多かったな。
3連休だもんな。
はっきりいって、この3連休は迷惑。
中途半端なんだよね。


あと一週間か・・・



幻、赤い実

2007年12月22日 | 07 花たち



【メギ・目木】メギ科

科名の植物ですが、おじさんの花フィールドでは、そんなに多く見られる樹木ではありません。
戸山公園の一角でのみ、数本だけ確認しております。
メギ科の仲間だと、ナンテンヒイラギナンテンのほうをよく見かけますよね。

1~2メートルほどの、落葉低木です。
今年は他の樹木同様、メギの木も、殊のほか美しく変身してくれました。
ここまで見事に紅葉したメギを見るのは、おじさんには初めての経験です。

メギ・目木とは、いかにもって感じの名前ですが、やっぱりでした。

枝や根を煎じるて黄色の煎じ液を作り、この液で目を洗い、充血や炎症などの治療に使ったことから、メギ・目木と命名されました。

煎じ液が黄色いのは、アルカロイドの一種を含んでいるからだそうで、殺菌性や抗菌作用が強いことが実証されています。
苦い煎じ液は、健胃、整腸、下痢止めなどとしても利用されたそうですよ。

「コトリトマラズ・小鳥止まらず」「コトリスワラズ・小鳥座らず」「ヨロイドオシ・鎧通し」の別名は、枝に鋭い棘があることに由来します。

 
4/20撮影

新芽が出るのとほぼ同時に、可愛い花が咲きます。

ボケ写真ですが、棘が見えますよね。
2~3センチもある鋭い棘ですよ。

メギは、「赤い実同盟」の会員さんだという情報は得ていましたので、観察を続けていたんです。

6/15

結実したものは僅かしかありませんでしたが、それも赤い実になる前に落果してしまいました。
今年もまた、メギの赤い実には出会えずじまいでした。