【サルビア・インボルクラータ】シソ科
goro's 花 Diary には、2年振り、2度目の登場です。
マイ花マップに登録されている花には、一ヶ所にしか存在しないものがいくつかあります。
こちら、サルビア・インボルクラータもそのひとつです。
初めての出会いを果たした後も、他の場所で見かけたことは一度もありません。
メキシコから中米にかけてが原産で、半耐寒性常緑亜低木です。
越冬温度が、0℃~-5℃前後という記述がありましたのでね、そこのあたりが、東京で見かけることの少ない理由でしょうか。
ただ生育も早く強健で花数も多く、育てやすい植物だそうですよ。
関西以西でなら、露地栽培でも越冬することが出来そうです。
大型のサルビアで、1メートルほどあります。
先端のピンクの丸い蕾のように見えるのは、花を包んでいる苞葉です。
剥がれるように苞葉が落ちると、花が顔を出します。
花の形も、サルビアのお仲間としてはユニークですよね。
写真はつい先日、21日に撮ったのですが、今年の寒さに常緑の葉も傷み加減でした。
低温が続くと、すっかり落葉するそうです。
今回の記事では「サルビア・インボルクラータ」という名称を使いましたが(ヒット数が多かったもので)、学名の「Salvia involucrata Cav.」のカタカナ表記には、「サルビア・インウォルクラタ」「サルウィア・インウォルクラタ」「サルビア・インボルクラタ」等、たくさんあるようです。
これを見ても、まだまだ日本では一般的な花ではないことが、わかりますかね。
前回は「サルビア・インボルクラタ」で紹介しています。
さすがに「サルビア」の仲間だということはわかっておりましたが、案の定と申しますか、「インボルクラタ」はまったく憶えておりませんでした。
まあ、そんなもんです。
大きな葉の形からか「ローズリーフセージ」の英名があり、流通名としてはこちらのほうが使われることがあるようです。