今年の秋は、数種の園芸種、野菊の仲間たち、海辺の野性菊たちなど、多くのキク科の花たちとの出会いがありました。
逐一挙げていたら収拾がつかなくなりますので止めにしときますが、goro's 花 Diary 初登場の花たちも、たくさんありました。
やっぱり秋は、キク科の季節なんだな。
昔からそうでしたけどね。菊人形は秋のイベントですものね。
小菊など、園芸種のキク科の花たちもみかけましたが、それも終わりですかね。
園芸種の花たちの秋も、終わりです。
街の植栽はパンジーやビオラなど、本来春の花だったものがいつのまにか冬の花になってしい、街の彩りに一役買っています。
野草たちも、すっかり冬枯れてしまいました。
あとは早とちりの春の花が、陽だまりに咲き出すのを見つけて、小さい春みっけ~ってことになるのかな。
なんて思っていましたら、どっこい、師走の野では多くのキク科のお仲間たちが咲いていましたよ。
出会うたびにカメラを向けていると、次々と種類が増えていきました。
収集してみて、改めてその多さには驚きです。
紹介いたします。
【ハルジオン・春紫苑】
【オオアレチノギク・大荒地野菊】
【コセンダングサ・小栴檀草】
【ハキダメギク・掃溜菊】
【ハハコグサ・母子草】
【チチコグサモドキ・父子草疑】
【ノゲシ・野芥子】
【オニタビラコ・鬼田平子】
【オオジシバリ・大地縛り】
【タンポポ・蒲公英】
【シロバナタンポポ・白花蒲公英】
春の野ではすっかりお馴染みの野草たちですが、紹介したすべての花は、「12月6日、青山墓地」で撮ったものです。
夏場や初秋から咲き始めていたものの名残系、条件さえみたせば通年咲いているもの、先走り系など、それぞれの事情はおありなんでしょうが、1日の僅かの時間、限られたエリアでこれだけのキク科の花たちに出会うなんて、改めてキク科の底力を見せつけられました。