大学の数学の先生 ラメーシュ先生(男性)が、
めでたく結婚が決まり、水曜日(平日じゃん?)に結婚式を挙げるといういうので、
そりゃあ めでたい!!(いい機会だ!) ということで、
私はラメーシュさんとほとんど話したことがなかったけど、勝手に 参加させていただくことにした(笑)
わくわく~ インドの結婚式、出てみたかったんだ~
気合入れて、美容院でメヘンディ(ヘナ)をしてもらいました。
メヘンディは おめでたいことや 行事があるときにするんだって。
40分かけて両手に模様を描いて、乾燥させます。
乾いてきたら、ココナッツオイルか、砂糖水をつけて、さらに色を定着させます。
↑ 乾燥して 剥がれてきました。
で、3時間くらいしたら 手を洗うと、
↑かんせーーーーい
↑ 反対の手。 違う模様を描いてもらいました~
ということで、花嫁でもないのに、準備は万端!!
結婚式会場は、ラディカ先生の家の近く。
昨日の大学が終わった後、ラディカ先生のおうちに遊びに行って、着替えて、結婚式に参加するという流れになりました。 結婚式の後は、ラディカ先生の家に泊まるのだ!!
ラディカ先生の家は 学校からはバスで一時間。道中も いろーーーんな話で盛り上がる盛り上がる。
楽しすぃなあーーーー
で、ラディカ先生の家に着いたら、さっそくご近所に挨拶周り(笑)
大家さんやら、同じアパートに住んでいる人達やらに紹介され、
その度に チャイやスナックをいただき 幸せいっぱいーーーー
しかも 楽しいーーーーー
そこまでタミル語がわかるわけじゃないけど、やっぱ協力隊時代、トンガ語が日常生活で使われている離島で2年間暮らしたせいか、言葉わかんなくても、だいたい何話してるのかわかるーーーー
で、ラディカmadamのおうちに戻って、チャイやインド料理の作り方を教えてもらって、
夕方5時すぎから、スタート。
何がスタートしたかっていうと、
結婚式 参加準備。
所要時間約1時間。
↓ 完成作品。
はいっ インド人の出来上がり。
私はシルクのサリーを持っていなかったので、ラディカ先生のサリーを借りました。
鏡の前で、あーだこーだ言いながら いろんなサリーを合わせたり アクセサリーをつけたり
髪の毛を結んでもらったり ジャスミンの花をつけてもらったりして
女性が集まって、みんなでお互いの衣装とかアクセサリーをチェックしあいながら おめかしするのって楽しいなあー
久々に 女性らしい時間を味わった! こういう楽しみって女の子の特権だよね~
ラディカ先生と 腹を出しちゃって 今更アムラー きょんこ。
しかし 私も髪の毛伸びたね。 マッチ棒ヘア さようなら。
結婚式に行くことより、準備に気合が入りすぎた感は否めない。
最高に着飾って 満足げに家を出てオートリリキシャに乗った後、ラディカ先生が 「あれ?!きょーこ、お祝いの品、忘れてない?」と言うまで
英語の先生と 日本語先生がみんなでカンパして買ったお祝いの品(鍋)を家に忘れたことに気がつかなかった 私。。。。
久々のおめかしに集中しすぎたっ!!
だーーーーー あぶなかったぜーーーー 気がついてよかったーーーー
(気がついたのは 私じゃなくてラディカ先生だが)
慌てて家にもどって お祝いの品を取って、今度こそ 結婚式会場へ!!
ババーーーーーーーン!!!
ど派手ですなあ。
新郎の控え室に挨拶に行って、「呼ばれてないのに、来ちゃいましたってへっ」と言いながら、お祝いの品を新郎ラメーシュさんに渡しました。
ラメーシュさんは、
「同僚なんだから、遠慮なく式を楽しんでいってね。大学の先生 全員に招待状を出したわけじゃないんだけど、でも全員に来て欲しかったから 来てくれてありがとう」
さ、
さわやかっ
っかーーーーっ
やっぱ 違うねえ
新郎は 違うねえっ
新妻を迎えようとしている男は 違うねえっ
このっ このっ 幸せ者めぇ
で、お言葉に甘えて 遠慮なく楽しむために、
まずは手始めに 料理を楽しんでみた。
↓
もう慣れたけど、ご飯だけで4種類くらい出てくる。(わんこそば形式)
ビリヤニ、 サンバルライス、プレインライス、カードライス。
それにチャパティもある。
こんだけ炭水化物とってたら そりゃ 太るぜ。
デザートはアイスだった ラメーシュ! ありがとう ラメーシュ!!
かなりの量を平らげた後は、これ↓。
名前聞いたけど忘れちゃった。 葉っぱに スパイスみたいなのと 赤いクリームみたいなのを挟んで、
口に放り込み、くちゃくちゃ咬む。
消化を促すんだとか。 口が真っ赤になります。
これを咬ながら、
私が 「あああ~ よく食べた~」 というと
ラディカ先生 「ねえ~ よく食べたね~ じゃ、帰ろうか?」
ええええっ?!
帰らない、帰らない!!帰りませんよ? だって まだご飯しか食べてないよ?
新郎には挨拶したし お祝いの品も確かにあげましたけど、
まだ新婦に会ってないよ?
というか まだ新婦さんはお寺にいて、会場についてないよ?
私 「せ、せめて 新婦さんを見てから、、、、」
ラディカ 「ああ!そうだね!まだ新婦さん見てないね! あ、じゃあ 帰り道で見られるよ!さ、オートリキシャに乗った 乗った!」
ちゃきちゃきおばさん ラディカ先生が てきぱきしだしたら、もう誰も止められません。
気がついたら オートリキシャの中に押し込まれていました、、、、
新郎ラメーシュさんの 「遠慮しないで」という言葉どおり、
タダでご飯を食べるだけ食べて さっさと帰るという
最大限に「遠慮しない」形で 式場を後にした、、、。
ラディカ 「新婦さんを乗せた車は 絶対この道を通るから!」 と オートリキシャに乗りながら自信満々のラディカ先生。
「ほら!やっぱり! あれが新婦さんだよ! はやく降りて、写真 写真!!」
と 言われて 慌てて撮った写真 ↓
手前の水色の人が 新婦らしい。
しかし、、、、
新婦の隣に座っている 新郎っぽい人は 一体
誰?
新郎であるラメーシュさんは 会場にいたよね?
新婦の父親にしては 若いよね?
誰?!
もしかして、、、、
オートリキシャに戻ると、ラディカ先生が、「いい写真撮れた~?!」と満面の笑みで聞いてくるので
「うん、、、 と 撮れたんだけど、、、、」と曖昧な返事で 私の抱いている疑惑を隠そうとしました。
「よかった よかった!!」と安心するラディカ先生は こういいました。
「でもさあ、私 ちょっと気になることがあってさ~ あの新婦の隣に座っている人、誰?」
、、、、、、。
明らかに、新郎です。
ラディカ 「うーーーーん、、、、、 あれ、違うね。ラメーシュの新婦じゃないね。」
やっぱりっ!!!
赤の他人じゃん?!
ラディカ 「まあね、他人だけど、新婦の写真が撮れたからね、 いっか。」
いっか。
いいのか?
、、、、、いいよ いいよ。 いいんだよ いいんだよ。きっと いいのさ。
そんなこんなで ラディカ先生んちに帰宅、、、、、と思いきや、家から数十メーターはなれたところでオートリキシャを降り、ラディカ先生の友達んちへ。
ラディカ 「きょーこを 私の友達に紹介したくてさっ」
そっかあ、だから早く式場を出たのね。
おっけー おっけー それなら おっけー
で そこで お茶とピーナッツをごちそうになり、ボリウッドについて熱くかたり 今度こそ帰宅。
帰宅後は 家の屋上で ご近所の人と星空の下、夜11時まで おしゃべりタイム!
楽しかったなあーーーーー!
さいこーーーに 楽しかった!
ご近所の奥様、子供たちと タミル語で (私はあまり話せないから ジェスチャーとタミル語) いろいろ話して、笑って、 最高でした!
こうやって近所の人とも結びつきが深いインド。
楽しいなあって思いました。
で 11時過ぎに 寝床に着いたのですが、(といっても 床にシーツを敷いただけですけど?なにか?)
蚊の大群に襲われ 2,3時間しか眠れなかった。
で、眠気眼をこすりながら、翌日、大学へ出勤。
授業はないので、資料作成と 英語の先生とのおしゃべりで一日が終わった。
明日は ヘムラタの家にお泊りだーーーー!
今日は眠いので あんま面白い文がかけなかった。 アーメン。
↓ 披露宴会場の入り口にいた、ナマステ人形。手だけ動く。
ラメーシュさんと、新婦さん、おめでとう!!!