大阪市の松井一郎市長は23日、1000人を超える市職員が、3〜4月に市職員同士で、5人以上または深夜まで会食をしていたと明らかにした。市民に自粛を求めている最中の行為に、松井市長は「市民の皆様に本当に申し訳ない。全て厳重に対処する」と陳謝した。

 職員同士の会食で新型コロナウイルス感染者が相次いだことから、市が調査していた。非常勤などを除く約2万人を対象に、3月1日〜4月4日の期間中、「5人以上」または「午後9時以降」の会食の有無を聞き取った。

 緊急事態宣言が解除された3月以降、市は市民に対し、少人数での会食などを呼び掛けていた。【野田樹】