中国国防予算8.1%増=成長目標、今年も6.5%―全人代開幕
中国の第13期全国人民代表大会第1回会議が5日、北京で開幕した。今年の国防予算は8.1%増の1兆1069億5100万元(約18兆4000億円)となった。写真は習近平国家主席(中央)と李克強首相(右)。【AFP=時事】
(時事通信)
【北京時事】中国の第13期全国人民代表大会(全人代、国会に相当)第1回会議が5日、北京の人民大会堂で開幕した。今年の国防予算は8.1%増の1兆1069億5100万元(約18兆4000億円)となった。国防予算は3年連続の1桁台の伸びだが、昨年の伸び率である7.0%を上回った。また李克強首相は全人代冒頭の政府活動報告で、今年の経済成長率目標を6.5%前後と設定。昨年まで3年連続で引き下げられていたが、安定重視のため今年は据え置いた。
全人代は20日までの会期中、国家主席の任期制限を撤廃する憲法改正案を採択するほか、政府の人事や機構改革を決定。長期政権が確実となった習近平国家主席の2期目の体制が整えられる。
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