かんぽに最大1万人出向へ 郵便局員、不正販売の再発防止
日本郵政グループが、保険営業に携わる日本郵便の郵便局員らを来年春にかんぽ生命保険へ出向させることが25日分かった。対象は最大1万人規模に上る。2019年に表面化した保険不正販売の再発防止の一環で、営業職員への指導を徹底するのが狙いだ。日本郵政と日本郵便の社長からのメッセージで郵便局員らに25日に通知した。
不正販売の多くは郵便局員が関わっていた。このため、かんぽ生命の管理下に置き、専門的知識や営業ノウハウを習得させる。これまではかんぽ生命から日本郵便を通じて指示を出していた。
郵政グループでは、転籍扱いにすると本人の同意が必要だが、出向は不要だという。
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