白山火山帯

人は、老若男女問わず、時として病に侵されたり死に至ります。
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胃の不調を軽んじない “みぞおち痛”は命に関わる病気かも

2017-11-11 12:22:26 | 日記

胃の不調を軽んじない “みぞおち痛”は命に関わる病気かも

胃の不調を軽んじない “みぞおち痛”は命に関わる病気かも

写真はイメージ(C)日刊ゲンダイ

(日刊ゲンダイDIGITAL)

「みぞおち」が痛い。胃の調子がよくないだけだろうなんて軽く考えてはいけない。ひょっとしたら命に関わる病気かもしれない。

 主婦のSさん(56歳)は、みぞおちの痛みが続いたことで近所のクリニックを受診した。胃カメラ検査を受けたが異常は見当たらない。ひとまず処方された胃薬を飲んでも、ちっとも治まらなかった。

 そこで、消化器専門医のいる医療機関をあらためて受診。胃カメラとエコー検査が行われ、膵頭部に1センチ未満の大きさの膵臓がんが見つかった。

 すぐに他院で手術が行われ、がんのある膵頭部と転移があったリンパ節を切除。手術から2年が経過し、今も元気に暮らしている。

 日本消化器病学会専門医の江田証氏(江田クリニック院長)は言う。

「膵臓は左右に細長い臓器で、膵頭部、膵体部、膵尾部にわかれます。Sさんのように膵頭部にがんができた場合、比較的早い段階でがんが胆管や膵管を塞いでしまうことが多く、閉塞性の胆管炎や膵炎を起こして痛みが表れます。膵頭部は胃の裏側にあるので、みぞおち付近が痛むのです。Sさんはその痛みを手がかりに、幸い早期に発見することができました」

■膵臓がん、肝臓がんが見つかったケースも

 江田氏のクリニックには、Sさんのように「みぞおちが痛くて胃の検査を受けたが異常はない。胃薬を飲んでもよくならない」と訴えて他院から転院する患者がたくさんいるという。

 胃カメラで異常が見つからなくても、腹部のエコー検査やCT検査を行うと、膵炎、胆のう炎、胆管炎といった病気だけでなく、膵臓がん、胆のうがん、胆管がん、肝臓がんなどの命に関わる病気が隠れているケースも少なくない。

「みぞおちの部分には、いくつもの臓器が入り組んで重なり合っています。みぞおち付近の皮膚のすぐ下には肝臓があり、その裏が胃と十二指腸です。胃の裏側には膵臓、胃の右側には胆のうや胆管があります。これらの臓器の疾患による痛みは、みぞおちの痛みとして表れるケースが多いのです。胃炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃がんといった胃の病気でもみぞおちに痛みが表れますが、100%が胃の痛みというわけではないので注意が必要です」

 他院で胃潰瘍の疑いがあると診断された男性が薬を飲んでもみぞおちの痛みが改善されないことで来院。エコー検査を行ったところ、肝臓に8センチ大のがんが見つかったケースもある。

「肝臓は『沈黙の臓器』と呼ばれ、痛みを感じる神経がありません。肝臓にできたがんが大きくなってきて、肝臓の被膜が引き伸ばされることでみぞおち付近に痛みを感じるようになります」

 みぞおちの痛みは、本人には胃の痛みとして認識される。しかし、そう思い込んでいると、重大病を見逃すことにもなりかねない。

「医師の中にも、みぞおちの痛み=胃の痛みと思い込んでいる人がいるので注意してください。みぞおちの痛みで医者にかかる時は、胃カメラ検査と一緒に腹部エコー検査や造影CT検査を行ってもらうようにしましょう。胃や腸の中にはガスがあってエコーでは見ることができないため、胃カメラは必要です。しかし、逆に胃カメラでは膵臓や肝臓などは見えません。胃の周囲にある膵臓、肝臓、胆のう、胆管といった臓器はエコーやCTで見る必要があります」

 また、みぞおち付近に位置する臓器ではないが、狭心症、心筋梗塞、腹部大動脈瘤といった心血管疾患によってみぞおちが痛む場合もある。心臓や血管の痛みは、みぞおちや背中などの痛みと同じく脊髄を通って脳に伝えられる。このとき脳が痛みが起こっている箇所を取り違えると、一見、関係のない箇所に痛みを感じる。「放散痛」と呼ばれるものだ。

「心臓疾患の場合、高血圧、高血糖、高脂血症や肥満といったリスクファクターを抱えているケースがほとんどです。こうしたリスクを抱えていてみぞおちが痛いと訴える患者さんは、必ず心電図検査も行います」

 みぞおちの痛みが続く人は、胃カメラ検査だけでは足りないのだ。


【トランプ氏訪中】米中の28兆円商談「数字かさ上げ」 米メディア報道、仮契約も盛り込む

2017-11-11 11:45:11 | 日記

他の新聞やマスコミはどのように報道しているかわかりませんが、、、。

【トランプ氏訪中】米中の28兆円商談「数字かさ上げ」 米メディア報道、仮契約も盛り込む

 【ワシントン=塩原永久】トランプ米大統領の訪中時に調印された総額2535億ドル(約28兆8千億円)の米中企業間の商談について、米メディアが契約内容を掘り下げる報道を展開している。過去に契約済みの取引を積み上げ、「仮契約」まで含めて数字をかさ上げする“カラクリ”が暴かれた形となっている。

 中国が「新記録」と自賛した巨額商談だが、米紙ウォールストリート・ジャーナルによると、中国の複数の携帯電話大手が米半導体クアルコムから調達する約120億ドル(約1兆4千億円)の部品購入契約は、既存の契約を束ねた総額という。

 最大額となった中国国有企業による米シェール事業投資(837億ドル)は、予備的合意に基づく向こう20年の建設費の予想。ニューヨーク・タイムズによると、中国石油化工(シノペック)による米アラスカ州での天然ガス施設建設(約430億ドル)は、「契約ではない相互協力に向けた基本合意」を結んだものの、協議の途中という。

 米中両政府は契約の詳細を公表していない。企業による協議の性質上、明らかにできない部分もあるとみられるが、商談リストの多くが、契約に至らない拘束力がない「覚書」という。

 公表された商談の総額について、同紙は「象徴的な取引」に基づくものだと皮肉交じりに伝えている。


英首相「EU離脱19年3月29日午後11時」

2017-11-11 06:18:54 | 日記

英首相「EU離脱19年3月29日午後11時」

 【ロンドン=角谷志保美、ブリュッセル=横堀裕也】メイ英首相は10日、「『英国は2019年3月29日午後11時に欧州連合(EU)を離脱する』ことを法律に明記する」と表明した。

 メイ氏がEU離脱の具体的な日時を明言したのは初めて。メイ氏が表明した離脱日時は、EU本部があるブリュッセルでは30日午前0時となる。

 英議会下院は来週、EU離脱の際、現在施行されているEU法を英国の国内法に置き換える「撤廃法案」を審議する予定で、離脱日時は同法案の冒頭に明記されるという。

 メイ氏は、離脱を予定通り実行する決意を示したものとみられるが、離脱に向けたEUとの交渉は難航している。9〜10日、ブリュッセルで開かれた6回目の交渉会合は、最大の争点となっているEU予算の分担金問題を巡る溝が埋まらず、12月の通商協議入りは見通せない状況だ。

 EUのバルニエ首席交渉官は10日の記者会見で「英国からの具体的提案が必要だ。そうでなければ通商協議に進めない」と強調した。


ハウステンボスが仮想通貨実験へ 世界初の金本位制に?

2017-11-11 06:10:17 | 日記

面白い企画をすると思う

ハウステンボスが仮想通貨実験へ 世界初の金本位制に?

 長崎県佐世保市のテーマパーク、ハウステンボス(HTB)が、独自の「仮想通貨」導入に向けて実証実験に入る。12月中旬から約3カ月間、社員らを対象に進める。将来的には、HTBが持つ金(きん)で価値を裏付け、HTB場内や周辺で使える通貨として、広く一般へ流通させたい考えだ。

 通貨は「テンボスコイン」(仮称)。社員ら約1300人が対象の実証実験では、「1テンボスコイン=1円」換算で、スマートフォンの無料アプリに現金や給与天引きで通貨をチャージする。この通貨を使えば、現金を出さずに、QRコードを読み取ることで社員向けの食堂やHTB内の店舗を利用できる。

 HTBが今後めざすのは「世界初の金本位制に基づく仮想通貨」だ。万が一、通貨の維持が難しくなった場合に、HTBが持つ50億円相当の金と交換できるとうたうことで、安心して使ってもらう。円やドルなどとも両替可能だという。金融庁などとも相談の上、保有する金の価値を目安に約50億円相当を上限に一般向けに発行したい考えだ。

 保有する金の一部を公開して信用性を高めようと、12月16日にはHTB内に総額8億円相当の金を使った「黄金の館」を開く。(山下裕志)