クタビレ爺イの山日記

諸先達の記録などを後追いして高崎近辺の低山中心に歩いています。

赤城自然園 アサギマダラ 2022 R-4- 9- 21 

2022-09-22 10:39:01 | 赤城山周辺
漸く平地の空に雲切れが現れ僅かながら陽が射してきた。
山地の方は相変わらず厚い雲に覆われているが写真ブログの
kamehanaさんの記事に赤城自然園のアサギマダラの画像が
載ってからもう四日も経っているので天気の好転を期待して
赤城山麓へ。

現地は平日でもあり何時降雨になってもおかしくない天候の為か
北の第一駐車場に空きがあり楽々駐車。
受付には少し列が出来ていたが何となく人出は少ない。
今は花の少ない時期だからこんなものかな?



丁度、お昼の時間なのに何時も大勢が憩う芝生広場に
人影無し。



目標は「お花畑」周辺と三角点周辺なので途中の植物や



蝶の吸蜜などは一寸見るだけ。



NO5を右折してNO9近くのお花畑や NO13から左折する
三角点付近の「フジバカマ」に集まって来る数少ない
アサギマダラをカメラマンさんの仲間に入って辛抱強く
待って撮影。
赤城アサギマダラ2022


解説資料によると、花に集まるのは殆どが雄で 雄は
性フェロモン分泌のために、花に含まれる毒性の
ピロジジンアルカロイドの摂取が必要なんだそうだ。
元々アサギマダラ幼虫の食草は有毒植物のガガイモ科
のものと聞く。
こうして幼虫時代に有毒物質を体内に蓄積させ成虫に
なっても体内に蓄積され続けれるので鳥などの捕食者に
忌避されるそうだ。
実はフジバカマを含むヒヨドリバナ属もアルカロイドを
含む有毒植物だそうでアサギマダラの雄はフジバカマの
花蜜からピロリチジンアルカロイドを取り込んで
天敵から身を護るばかりでなく毒物を代謝し、性フェロモン
として分泌しているとの事。
こんな蝶が凄いことをやっているとは正に驚きだが蜂の雄の
怠慢さが思い出される。巣から出て餌を探しに来ている
働き蜂は全てメスで、しかも蜂の針は産卵管が変化した
ものであるため、オスの蜂には針がなく外敵を刺すことも
できない無能もの。
彼らは女王蜂と交尾する為だけに生まれた存在で基本は
巣の中で食っちゃ寝だと云うから。


蝶の撮影中に現在各地で行われているマーキングされた蝶が
画像の中に入っていないか調べたらそんな奇跡は確認できず。
せめて吸蜜の様子を撮った動画で我慢。

蝶の吸蜜2022


尚、画像に映る花が「フジバカマ」なのか?又は「ヒヨドリバナ」なのかは
爺イには判別できないので取り敢えずよく聞く「フジバカマ」とした。
昨年の今頃は煩いくらいの数が乱舞していたが今年の少なさには落胆。
台風の余波に影響されたか? 南への飛翔が早まったのか?
単純に雨模様の日には蝶は飛ばないのか? 良く分からない。


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67勝71敗 3分(09/25)現在 首位と12.0ゲーム差 三位 4位グループとのゲーム差 0,5ゲーム
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