クタビレ爺イの山日記

諸先達の記録などを後追いして高崎近辺の低山中心に歩いています。

嶺公園水芭蕉 2024 R-6-4-6

2024-04-06 18:52:32 | 赤城山周辺
今日も曇り、雨までは降りそうではないが桜系統は青空と
豊かな陽光がないと見栄えがしない。青空無しでも何とか
なるのは今の時期は水芭蕉しか思いつかないので
現在どんな具合か確かめもしないで嶺公園へ急いだ。前回は
3-22の善地訪問のあと行ってみたがほんの咲き始めだったので
頃合いの筈との思惑で。

現地の駐車場から下りながら眺めると十分に成長した葉の間に
多くの白い花が見えて期待は多かったが



近づいてよく見ると葉の成長が物凄く花は圧倒されて主役の
立場を奪われていた。



だが、ここで「花」と云うのは間違いなのを思い出す。同じ
赤城のザゼンソウと同じく白い花に見えるのは「葉」が変形した
仏炎苞と呼ばれる「苞」で「花序」は仏炎苞の中央にある円柱状
の部分で小さな花が多数集まったものなのだ。
そして葉は7月にかけて長さ80 cm程に巨大化するので
既にその始まりの時期に来てしまっている様だ。
すっきりした苞は少なく崩れかかっているのが多くわが身に
なぞらえて寂しい感じ。
道理で観客が疎らという程度でひっそりしていたのも頷ける。
それでも折角のことなので辛抱強く拾い撮り。

嶺公園水芭蕉20o24


やがて数か月後には人気の絶えたこの場所はこんな具合になるのだ。

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