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クタビレ爺イの山日記

諸先達の記録などを後追いして高崎近辺の低山中心に歩いています。

甘楽・熊倉山から菊ヶ池周回 H-27-4-18

2015-04-19 13:11:18 | 高崎・甘楽・藤岡方面
天候不順を言い訳にしてクズグズ゜していたらもう一ヶ月以上もハイキングに行っていない。
久しぶりの足慣らしは先日途中で止めた甘楽の熊倉山とお菊の祠。

葉桜の甘楽の街中を通過して宝積寺前から林道・大平線に入る。今日も春霞なのか黄砂飛来なのか
周辺の山は全く見えないが今日のルートは元々展望は望めないので全く構わない。



林道中盤からの未舗装悪路に気を使いながら菊ヶ池・天狗山分岐のスペースに車を寄せて
駐車。最近はダンプの往来が少ないから心配は無し(9.08)。



車道と化している元の登山道を天狗山方面にダラダラ登り。途中に伐採材の集積場があるが
前回と余り変わっていないので材木搬出は余り活発ではないらしい。



天狗山への左曲がり道、こっちは峠道を行くので反対に右折。



峠道は相変わらず杉の枝下ろしの残骸がそのまま放置されて積み上がっているので歩き難い。
だが、前回に見ていて十分に承知の上なので今日は何とか踏みつけて進む。



何時の間にか峠道の直ぐ右下に作業道が平行して走っている。もう、こうなったら
峠道の風情は全く無くなってしまう。暫く作業道を歩くがやや右手に離れていくので
再び峠道に戻る。



このまま峠道を行けば天狗からの南進尾根を乗り越すのだが左の尾根に鞍部が見えたので
斜面を登って尾根道。



尾根道は軽いアップダウンを繰り返して全般的には登り気配。



偶にはこんな場所もあるので単調さは紛れる。



やがて右から道が合わさってくるが、これは未だ峠道ではなく作業道なので
明確な乗り越し道は無い。



目の前に障害物、これを左から避けたら目の前に獣道があったので試しにそれを
辿る。



少し行った所で左への迂回が曲がり過ぎと気付いたがそのまま大きく回って一山の
鉢を巻いてから峠道に復帰。余計な遊びで10分のロス。



やがて小柏峠と無名峠との分岐。無名峠とは「名前は無い」と言う意味で「甘楽の峠道」の
amano氏が通称として使っている名前で爺イもそれを使わせて貰っている(10.04)。



小柏峠への道は斜面を横切る獣道程度の薄い踏み跡。



小柏峠に到着。倒れたままの境界杭のお出迎え(10.16)。



現在の国土院地形図には峠名の記載は無いがamano氏のサイト内の古い地図には
はっきりと峠名が記載されている。



標識の類は見当たらないがかってはこんなものがあった。これは立看板式の初代が
土に帰ったので新たにつけた二代目。それも今は無い。



峠には日野方面を向いて地蔵が二体。この内、一体はかっては10m程日野寄りだったのが
何時の間にか並んで設置されたとの事。



一寸、休んでから無名峠に向かって小山塊の乗り越しに掛かる。三段コブのある右曲がりの
尾根。



頂点に目印の図根点。ここから左曲がりで下れば峠。



無名峠を上から。実はここは甘楽側には明瞭な幅広道が来ているが日野側には
直接乗り越していない。つまり、峠の要件である乗り越しが無いから本当の峠では
無いのかな。
尤もここから一山越えでさっきの小柏峠に行けば日野への明瞭な峠道があるから
乗り越しが出来ない事でもない。



小柏峠と同様にかっては此処にも峠名の標識が遠慮がちに存在したが
今は無い。



此処からは藤岡・甘楽の境界尾根を西に進んで直線距離で850mの熊倉山へ行く。
尾根道はほんの僅かな登り道で左は藤岡の植林地、右は甘楽の雑木林。



途中で痩せた岩尾根を通過すると林の中に突入。



やがて前方に熊倉山が見えた。約200mの距離。



再びダラダラ登りで直下に来ると標高差僅か20m程の一登り。北から来ると気息奄々の峻峰も
尾根から来れば唯の丘。



倒れた境界柱のところで熊倉山の東の肩に到着(11.11)。



台地の真ん中に三角点。三等で点名は「雉平」896.2m。





ここの標識は辛うじて樹幹に螺子留めされている。かっての吊下げ用の穴を利用しているらしい。
保存はあり難い事だが吊り下げは樹木への釘打ち・螺子止め反対が趣旨だから何とも複雑な心境。



かっての姿。初期の頃。



H-23頃の様子。



軽食・休憩の後、下山開始。さっきの転倒杭から北へ向かって直滑降が当たり前だが
この年寄りは己の脚力を良く自覚しているので東に30M降りてから斜めに戻り気味に
稜線尾根へ楽々と回り込む(11.40)。



この大きな倒木の処で迂回は終了。



振り返って北から熊倉山。



後は勝手知ったる一本尾根。一度だけ一寸東に向かい、直ぐに右植林地との境を北進。
思いのほかの急斜面を下ると下にブルーの小屋の屋根。これがお菊の祠。



祠に参拝、ポストの中の記帳ノートに署名(12.01)。



直ぐに西に回って菊ヶ池。丁度、周囲の新緑と大岩群に生えている緑のコケが
樹間から差し込む木漏れ日に溶け合って異様な雰囲気で暫く眺める。





本日の爺イ。



大岩群の上に登ると「菊女霊位」の碑。



観音像



岸壁の縁に石宮と石仏。



三脚でカメラを突き出して石仏の姿。



付近の岩に薄い仏像の線刻彫り。もっと探せば色々とあるのかも知れない。



再び、お菊の祠に戻って東に進み薄暗い植林地の中を進む。



やがて林の出口でさび付いた道標。ここから一寸沢沿いを下れば林道の始点。



林道始点に下れば後は蛇行の多い林道を延々と下り(12.45)



無事に駐車場所に帰着(13.02)。



甘楽道の駅で一寸買い物をして大急ぎで帰宅。今日の阪神戦はデイゲーム、時間は
間に合ったが相変わらず天敵の能見を崩せずに惜敗で残念。



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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
熊倉山 (諏訪 匡輔)
2016-01-03 23:15:35
山縣さんの記事を参考に、宝積寺からお菊の祠を通り熊倉山まで行って来ました。
お菊の祠から上ははかなりの急登ですね!
返信する
re.熊倉山 (爺イ)
2016-01-04 13:21:41
諏訪さん
熊倉北コースを行かれたんですね! あのルートは
蛇行道の無い急登の連続なので低山としては
難物の類い、小生は過去に一度だけ行きましたが
年寄り向きではないので専ら下り専用にしています。
伊勢崎からは一寸距離がありますが
甘楽・藤岡・吉井などの境界尾根は周辺に林道が多くて迷っても大したことにはならないので勝手気ままに
歩ける冬場の遊び場にしています。

歩けるので
返信する

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