クタビレ爺イの山日記

諸先達の記録などを後追いして高崎近辺の低山中心に歩いています。

翁草の変身を追う  H-26- 4-11

2014-04-11 17:36:59 | その他
先月末、上信電鉄・南蛇井駅構内の翁草を見に行ったが、この翁草は何回も
変身する。あれから二週間が経ったので変身の具合を探った。

相変わらず南蛇井駅には人気は無い。花時期が終わったので観に来る人も
いなくなったのだろう。
良く見ると第一と第二の変身が進行中。

第一の変身は花は開かずうつむいてじっとしている形になる。どんなに気温が高くても
陽当りが良くても変わらない。







株の中には第二の変身を始めているものもある。第二の変身は「若い種子」といわれる
ヒゲ状のものが上を向いて出てくる。但し、これが翁草という名の由来になる形ではなく
その一歩手前である。また「善界草」(ぜがいそう)なる別名も持つ。 花が、能楽の「善界(ぜがい)」で
大天狗善界のかぶる赤熊(しゃぐま)に似ていることかららしい。伸びているのは雄蕊とか。

第二の変身が相当進んだ株も多い。あと数週間で本当に老人の白髪を連想させる長い綿毛が
出てくるのだ。




















図鑑によると最終の変身後はこんな形になるらしいので時期を外さない様に見られたら
良いなーーと思っている。
この翁草の種は一般には販売されていないらしい。とすれば育っているものから採取するほかに
方法は無いが綿毛の種子は完熟するとタンポポの様に風に吹かれたら飛んでいってしまうと云う。
手で触ってポロリと取れる様になったら採取出来るとは云うものの、この南蛇井で
そんなことをやったら怒られるかな?




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