クタビレ爺イの山日記

諸先達の記録などを後追いして高崎近辺の低山中心に歩いています。

赤城の山へ紅葉見物  H-21-10-21

2009-10-21 20:46:44 | 赤城山周辺
今日からいよいよC.Sの対中日戦、一勝のアドバンテージがあるから
6戦を五分の3勝3敗で良いのだから幾らか気が楽だが、何となく
朝から落ち着かないので時間つぶしに赤城まで紅葉見物。
尤も、赤城が紅葉最盛期とテレビが伝えていたのはもう10日も前だから
一寸、遅いかなとは思ったが。
大渡橋を渡って前橋市街地の北部をぬけ、通称・赤城県道のR-4を北へ。
右手に鍋割山を見ながら進むが土日と違って山方面への車は
左程多くは無い。標高900m位から両側には色づいた樹葉が多くなり
期待は膨らんだ。やがて1020mの「箕輪」駐車場、ここは荒山高原への
登山口。休憩がてらに車をとめて周囲を一枚。



ここからは俄然激しい蛇行が始まるが沿線の色づきは益々見事になり
通り過ぎが勿体無いくらい。前後する車も紅葉を見ながらなのか、
時速は35kから40k位の流れ。
が、標高1300を越えるとやや様子がおかしくなった。紅葉が終りに近く
木々の葉は落ちてしまっているか、茶色で縮まってしまっている。
この県道の最高点「新坂平」の1420m付近は白樺が多いせいも
あるのか、初冬の風景。案内所の植え込みの紅葉は人手による植樹もの
だから問題外。
それでも1345mの湖畔に下りれば何とか見られるかなと期待して青木旅館看板から
左折して「沼尻」へ向かい、五輪尾根登山口の水門脇に駐車。大沼西岸。



先ず、お定まりの黒檜山1828m、湖面に紅葉が映るかとの期待は外れ。



続いてその右に駒ヶ岳1685m、「岳」が「山」に負けている。



大沼の南岸、垂れているのは地蔵岳からの流れかな。



神社に移動。神社横のこの紅葉は人工植樹。



湖岸に鯉が集まっている。ここは「願掛けの緋鯉」が売りなのだが
見えるのは黒装束の緋鯉?が大半。



漸くお目当てのもの発見。



数年前に化粧直しした神社はピカピカで何となく貫禄が落ちたかな。



振り返ると地蔵岳、相変わらずのどっしり。が、アンテナは?



神社の屋根越しに黒檜山、この角度から見ると随分と大人しい感じ。



落ち着いた雰囲気を求めて「覚満湖」へ。派手さが無いので人も少ないが
爺イの好きな場所。




絶好の展望を求めて「鳥居峠」。ここから見下ろす覚満湖と大沼は推奨できる。



地蔵もほんの少し遠望できる。



今度は小沼に移動。少し湖畔に下りて軽食と休憩。

右手に朝香嶺、この小さな山に標識をつけ、爺イにもその存在を知らせて
くれた「山楽会」の川俣さんも今年の3-9に桐生の山中で急逝されて
しまつた。榛東の吾妻山で出会って以来、数年間のお付き合いだったが
赤城山登山ルートを指南してくれたりして忘れられない人だ。



東には紅葉越しに「小地蔵(岳)1574m」、「岳」の()は頂上標識が二種類だから。



その右に「長七郎山」、稜線が長いのでこっちか?



それとも、もっと右のこれ? 地蔵から見ると頂上近くの禿で区別が
つくのだが。



時間もあるので小沼を一回りする事に。湖畔の遊歩道はこんな感じ。



小沼最南端から右折して南進すると分岐道標で長七郎山まで
あと0.5kの表示。



登山道はゴーロに近くて歩き難いし、岩を落とさないようにそろそろと。
だが、此れを登らなければ、爺イが勝手に「花道」と言っている禿稜線には
出られない。



漸く「花道」に出た。ここが地蔵から見て禿に見える場所。



途中で振り返って山の写真。実は山頂まで行くと樹木の関係でここより
展望が阻害されるから。まず、定番の地蔵岳。



その左手には「荒山」と小さい「前浅間」。荒山の北尾根の急峻は
川俣さんから「お年よりは止めときなさい」と忠告されたのに
意地を張って強引に突破した事もある。



地蔵の右のこの山々は? 方向は五輪尾根だが、こんなに高かったかな?
鈴ヶ岳方面にしてはトンガリが見えないな。結局は判らない。



荒山の右に見えるゴチャゴチャした塊は方角からすると榛名だが、この山塊は
角度が変わると極端に山形が変わるので不明。



振り返りつつ色々と眺めながら登ると、何時の間にやら山頂着。



おや、初見参にしては古いな。



かって見た、二枚が見当たらないが、若しかすると見落としか?




三角点にも忘れずにご挨拶。三等 點名・長七郎 1578.94m



山頂から駒ヶ岳、この山はこの角度が一番似合っている。



東北のこの山は? 方角からすると袈裟丸などの栃木境だが
そんな遠くではない様な、ある様な。これも判らない。



周回のため、下山開始。小地蔵は笹が濃いのでパス。
遊歩道に入ると大沼方面が一望。神社への赤い橋も。



無事に「小沼平」に帰着。未だ駐車場は満杯。1時間20分の湖畔周回。

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