goo blog サービス終了のお知らせ 

クタビレ爺イの山日記

諸先達の記録などを後追いして高崎近辺の低山中心に歩いています。

吉井の里山巡り(6)甘楽・吉井境界稜線巡り H-18-12-15

2006-12-15 21:46:41 | 高崎・甘楽・藤岡方面
昨日のゴルフは出来るだけカートを使ったので疲れは全くなし。高気温予報に
釣られて再び吉井の里山へ。計画通り甘楽・吉井境界稜線の北部の探訪。
今日の駐車場所は「東谷ダム」(10.23)

ここから71号線をダム沿いに歩くと、木材加工工場があり、その先の右手に
細い作業道があるので其処に入りこむ。道は最初から中登、間も無く両側から
高い尾根に囲まれたような林の中の荒れ道。こんな地形を「窪」と言うの
だろうか?やがて防災用のような石垣が三段も続くので崩れた隙間を狙って
突破(10.44)。まさか昔の砦あとでは?

間も無く遥か彼方に鞍部らしき隙間が見え、踏ん張って北東・南西尾根に到着
(10.59)。近くの立木には赤テープ多数。標高403m。

直ぐ右手(東)の小ピークから稜線は北に向っているが、それを北に行くと
次回に計画している「幕岩」の岩壁と「朝日岳」の南壁の隙間を通過する道。
折角だから幕岩下の岩壁まで確認の偵察行。綺麗な稜線には期待した
「甘」の番号付きの境界杭はなく「筆界基準」の杭のみ。


幕岩に近付くと岩場の隙間とは言っても矢張り物凄い岩壁登りである事を
確認して引き返し西南へ進む(11.27)。
振りかえるとさっきは近すぎて見えなかった幕岩の岩壁が樹間から良く見える。

やがて424m峰を越えると次ぎのピークは「見出し票」付きの石柱で
二股に分かれるので左へ。
図根点石柱のようでもあるが、何やら漢数字が彫り込まれているので
古い境界杭か?(11.45)標高 420m。


露岩の多いヤセ尾根を慎重に歩くと初めて待望の境界杭に遭遇NO.519。
(11.50)

ここから何度も急降・急登を繰り返すと峠風の四つ角。
右下には「天引森林公園」に通ずる広い林道、直進は目の眩むような
トンガリ、左にも踏み跡(12.05)。
その脇に「山神」と彫られた石碑と複数の石宮。境界杭はNO.537。

目の前のトンガリへは蛇行をしながら一歩づつ、直下で踏み跡を発見して
大きく右に迂回、北側から漸く乗りきったらそれは新しい尾根の始まりの
コブだった。NO.542(12.24)標高458m。

西南の大ピークを目指して幾つかのピークを越えて最後と思われる鞍部で
大休止の後、一気に登り上げると「公園東屋」に到着。
(12.59-13.26)

ここには北向きに山名を図示した説明板もあるので見とおしさえ良ければ、
荒船・妙義・浅間・白根・榛名・谷川・武尊・赤城と一望の筈なのに霞みで
全く見えずに残念。標高 541m。

昼食・休憩の後、折角だから「鳥屋山」の三角点に行こうとした。ここには
かって森林公園から到達しているが今日は南からと思って。
東屋から北に向かう公園中央コースを少し降りてから北への稜線を捜し
出して急降。だが、直線距離が200mだったので甘く見過ぎた。
あと60mの地点で断崖にぶつかって立ち往生。東の沢を伝わって
隣の尾根からも試みたが駄目。無理はせずに諦めて再び東屋へ登り返す。
(14.03)
帰路は、周回のため境界線に平行する整備された「天引森林公園遊歩道」
を下る。
とはいっても暫くの下りの後にピーク脇を通過するので長い距離の登りが
ある。このピークが地形図の535m地点だと思う。
やがて大きく右旋回する所の広いところで、左の土手上にNO.570の
石柱があり、ここが分岐の大事な目印(14.19)。

右へ行けば其の侭下って甘楽町に属する「森林公園園地」、吉井に帰るには
境界線で正面の藪山に突入しなくてはならない。しかし、笹薮の上に緑棒に
付けられた赤い見出し票が見えるので安心。
間も無く、左に迂回路がありピークの脇を進み、一旦通り越してからナビ
記録のために戻ってピーク。
そこはNO.576石柱で降り口を通り過ぎているので前回降りた
NO.575まで少し稜線を戻る。標高527m

こんな事なら脇道などで不精をせずにピークを直登するべきだった。
ここからは前回同様に林の中を適当に滑り降り、作業道に達したのが
14.57、大判寺橋を経て「鹿鳴館本部」前で多数の犬の吼え声に
追立てられながらダム脇の駐車場所に15.17。
この稜線は意外にアップダウンが多いが南から北へのルートなら下りが多いので
幾らか楽かもしれない。



ご来訪のついでに下のバナーをポチッと。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 吉井の里山巡り(5) 新屋・亀... | トップ | クマ公、受難の年 H-18-12-18 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

高崎・甘楽・藤岡方面」カテゴリの最新記事