クタビレ爺イの山日記

諸先達の記録などを後追いして高崎近辺の低山中心に歩いています。

榛名町・破線探索の続き H-19-2-12

2007-02-12 20:49:44 | 榛名山麓
先日、途中で撤退した榛名神社脇の不思議な破線の再確認のつもり。
但し、途中で2箇所ばかりの寄り道。最初は紛失軽アイゼンの捜索。
山中で歩行中に外れたものはどうしようもないが、手持だったものは
最後の過程で作業道から林道に出たところの保安林看板にテープを
付けたとき落としたと思ったから。
126号線の積雪を心配しながらキャンプ場入り口を過ぎ、林道入り口へ。
幸いな事にアイスバーンでツルツルの道は其処から先、路傍に駐車して
林道から作業道に掛けて念入りに探しまわるが発見できずに断念。
仕方ない、何れWILDで買い直しをしよう。気を取りなおして
直ぐに林道・榛名南に入って西進、種山登山口先の水場の所に
新しい赤鳥居発見。いかにも素人造りではあるが目印には十分。

二つ目の寄り道、天狗南コース入り口に着くと先客の熊谷NO.が一台。
(12.39)
目的は「天狗の泉」の案内が整備されたかを確認する事。
400Mで最初の右への分岐、この狭い登山道に轍の跡がある。

750Mで「日枝神」の石碑、ここで新旧コースが合流。木段の手前に
軽トラ一台、ここまで乗入れるのは地元の人だろう。(12.58)

やがてお篭屋到着(13.08)、良く見るとここはきちんとした石組みが
されており、近くには「御篭屋寄附芳名」という記念碑もあり昭和六年とある。

早速、天狗の泉に向かい周辺を観察するも新規の標識はなし。尤も自然のままで
チョロチョロと流れ出る「天狗の泉」を見るのも一興かなとも思った。
近くに石碑もある。

休憩・昼食の後(13.19-13.33)下山にかかり木段の下から旧道に
回ると、かって付けた道標やテープは其のまま残されていた。車に14.02。


ここから西へ行くと、斜面のせいか、凍結場所がチラホラで緊張、特に
「びくや」手前の数百㍍の下りは完全な凍結路、歩行より低速でしかも、
絶対止まらずに神経すり減らして何とか通過。33号を登って榛名町
簡易郵便局向かいの神社専用駐車場(14.28)
漸く本命の登山道探し開始。駐車場から裏山を見上げたら何やら赤鳥居と
建屋が見えた。先ず其の探索から。

墓地入り口からの道は舗装道路が凍結し石段も危なくて登れない。脇の山手に
入りこんで裏山に向かう。其処には立派な鳥居とお宮(14.39)。


小ピークを乗り越えると先日の墓地に通じていた。今回は国土調査の
リボンに惑わされて沢筋に行く事も無く、右手の山腹を東に進む作業道
を辿る。雪混じりでハッキリしないが何となく道らしい。
倒木の所を過ぎると急に雪が増え、

先日見た大きな足跡のほかにはっきりと動物のもの発見。有蹄類のもの
ではない(14.53)。

突然、地下からゴボゴボと水音、コンなものがあるので沢水を地下に
流しているのかな。

深い雪道を進むと作業道は沢のドン詰まりに来て消滅。ここにもコンなもの。
消えたのか、雪で見えないのかはホントの所は判らない。

既に右手には鏡台山北峰と思われる大山が見える。

ここから山に向かっても仕方ないので
左手の丘程度の稜線を東北に進む。雑木の間隔が広いので道は無いが歩き易い。
やがて前方に何かブルーの箱状の物、近付くと待望の登山道に出て、目の前に
見覚えのある小物が入った箱二つの場所。

確かに隋神門からの登山道(15.07)。
登山道は鏡台山北峰に向かってほぼ南進なので、さっきの沢のドン詰まり
をそのまま直進しても良かったと思う。いずれにしても古い破線は
地蔵峠分岐より遥かに先で今の登山道に合流しているのだ。

これで一応破線を確認出来た事にして下りに入る。驚いた事に
コンクリート舗装が近くまで延びていた。標識を見たら「芦田小屋線延長」
とある。崩落のような場所を整備したらしいが実態は砂防壁が出来て
いなくて削ッただけなので落石多くこの体たらく。

このあとの道も大変、びっしりと下りの舗装道路が積雪に被われて歩けず、
脇の落ち葉の上を恐々辿る始末。

地蔵峠への分岐を経て

神社脇に15.21、

半端巡りの一日だった。

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