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クタビレ爺イの山日記

諸先達の記録などを後追いして高崎近辺の低山中心に歩いています。

最後の梅見 榛名梅林訪問 H-31- 3-15

2019-03-17 09:55:54 | 高崎・甘楽・藤岡方面
今年最後の梅見は「紀州和歌山と並ぶ」と豪語する
高崎地区で最大規模を誇る「榛名梅林」とした。もう、梅は
十分鑑賞したから今日は「400ha」と公称するその広さを実感しに
行くのだ。

先日の箕郷梅林も「300ha」と称していたが確かに鳴沢湖を過ぎれば
周辺全てが梅林の中をかなり走行しないとセンターに到達できなく
オマケに同規模の梅園が二つ隣接されていたのでその広さ表現に
納得させられた。

1haは10.000㎡だから400haは4.000.000㎡、爺イの様な老人に
相応しい尺貫法で言えば約400町歩ーーと考えても想像出来ないし
今風に「東京ドーム85個分」とか「2kmx2km」と云っても同じ。

兎に角、高崎市内から君が代橋を渡って下豊岡でR-406に乗って
ひたすら西進。上里見で左折して安中方面の峠に向かって登ると
直ぐに「文化会館エコール」。ここに梅林の幟が林立していて直ぐ
上にはもう梅林が広がっている。
更に上部に数百メートル走行して「梅見が丘公園」の道標で右折すれば
間もなく駐車場。
ここは既に梅園の中段近くで見下ろせば烏川河畔にかけて見渡す限りの
梅の花、上部をみれば幅広の範囲で斜面に梅園が際限のないほど
展開している。安中と里見を分ける通称「安中アルプス」に向かう
斜面の全てが梅園との実感。これなら400haもあながち誇張ではない。

登山の足慣らし気分で歩き回ってから売店で暫し地元の方々と交流。

榛名梅林2019



これで梅は最後にして桜が咲くまでの間は赤城の「ザゼンソウ」や
峰公園の水芭蕉で楽しませてもらおう。

余談
ここの梅の品種は「白加賀(しらかが)」(又はシロカガ)という梅との
ことで主に関東地方で生産されるウメらしく果皮は淡黄緑色で光沢があり、
果肉は肉厚で緻密。梅酒や梅シロップ、梅干などの加工に向くとの解説。
榛名梅園は「自然のままの雄大な景色が一望」が売り物とされるから
雰囲気からすると余り観梅観光客用の整備はしていないのかも知れない。

秋間梅林50haや箕郷梅林300haと共に「群馬三大梅林」の一つで
あるのだが「関東三大梅林」となるとやや怪しくなる。
実は関東三大梅林は諸説あって水戸偕楽園(茨城県水戸市)と
越生梅林(埼玉県越生町)はどの説でも三大に入っているが
各種資料による三番目候補には熱海梅園(神奈川県熱海市)・
曽我梅林(神奈川県小田原市)・秋間梅林(群馬県安中市)の
三か所が入っている。群馬三大の中で秋間は一番小さいのに
どうしてなのかは不明。

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Unknown (toboketaG)
2019-03-18 18:12:03
こんにちは。
この記事に触発されました。昨夜まで今日がこんな上天気とは思わなかったので、午前中は本読み、午後からスイミングと予定していました。この天気では出かけないのももったいないので、爺サマの後追いをしました。榛名梅林は凄いですね。堪能しました。余裕があったので地元のアルプス尾根まで登ってみました。御岳山100mほど西で尾根に出る。北面に見えるであろう梅林を期待しましたが、木々にさえぎられて果たせず。
地形図430m地点から西へ600mほど。そこから北に走る顕著な尾根をたどる実線を下って戻りました。実線ですからそこそこの道だろう、うまくすれば軽トラが走れる道か? とんでもない道です。けものみち以下。取りつき地点もはっきりしない。でも最近行ったらしい緑が新鮮なヒノキの間伐や枝打ちがあり、はっきりした尾根表示なのでそれを信じてひたすら藪と枯れ枝との格闘。点線表示の道なら突き進まなかったでしょう。実線に騙されました。結局最後まで道はありませんでした。下りきって一呼吸し、梅林と民家とそれらを縫う農道、これまた満開のサンシュの黄色の花との絶妙な配置を味わいながら駐車場に戻りました。普段見慣れた榛名山とは違った山並み。頂き踏んだいくつもの山々を確認しながら歩くのも楽しい時間でした。
返信する
re.安中アルプス (爺イ)
2019-03-19 20:14:02
toboketaGさん
コメント有難うございました。広大な梅林は
青空の元で見事でしたね!
安中と旧榛名町を分ける通称・安中アルプスは
かっては人気がありましたが大分前から藪が深くなり
縦走は不能と云う事らしく爺イも単体では全て登りましたが縦走は安中石尊山の近辺を少し歩けただけです。
但し、尾根には休憩ベンチが置かれていたり石柱や
古い目印テープも多く残って居ます。
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