クタビレ爺イの山日記

諸先達の記録などを後追いして高崎近辺の低山中心に歩いています。

ざぜん草と河津桜 H-31- 3-18

2019-03-19 11:47:19 | 赤城山周辺
前橋市富士見町赤城山の沼の窪ざぜん草自生地へ二回目の
訪問。前回2/25には早過ぎたらしく見られたのは10ヶに
満たなかったのでその後の様子覗い。

もうすっかり慣れた「東国文化歴史街道」を北上、畜産試験場で
左折し西進。ここで珍しい景色を見た。西に見える榛名山の
上から浅間山の白い頂きがひよっこり頭を出していたのだ。
日頃、高崎から見れば榛名は北、浅間は西に見えるのが当たり前だが
この赤城南麓から見ると赤城・榛名・浅間が一直線上に並んでいるらしい。。
あっという間だったので停車して写真を撮る事も出来ずに走行すると
角度の関係か?浅間は再び姿を現さなかった。

記憶している石井信号で右折して道なりに数キロで簡単に駐車場。
僅かな危惧が大当たりで先客は1台のみ、上の第二駐車場も空。



今度は遅すぎかと落胆して林間から渓流沿いの木道に向かうと
途中では前回は全くざぜん草の姿が無かった領域に幾つか散見。
但し如何にももう終わりとばかり苞が垂れ下がってゴメンナサイの姿。
一度で良いからこんな姿を観たいのに(資料画像)今年も果たせずに残念。



木道の両脇に目を配りながら上部に進むが人影は無し。但し、ざぜん草の
姿は先日より断然多いが既に葉が生育してしまっているものが多数で
肉穂花序は薄汚れて縮まり仏炎苞は色あせて虫食い穴が開き見る影もない。
広報では木道周辺に1000株と謳っているが見た感じではその1/10程度。
この種は各地で絶滅危機とも云われているようだが盗掘に因る被害か
肉穂花序を好物とする野ネズミの仕業か?それともイノシシやシカ害?
市有林地内と云う事や天然記念物に指定されている割には駐車・入場
無料はありがたいが管理者不在では荒れるのは仕方ないのかな?

ざぜん草沼の窪


ネット情報では群馬県内は三か所が自生地とされていた。この沼の窪の
他は「針山群生地 利根郡片品村花咲」や「草津ザゼンソウ公園
草津町大字前口 」が三月末から四月にかけて見頃だそうだ。
片品村は全く不案内だが登山の関係で草津・嬬恋・長野原などは
良く知っているので四月になったら草津ザゼンソウ公園に行って見よう。
所在はr-59の沿線だが始点の三原大橋まで行かなくても大津四つ角から
r-292で草津に向かい、この県道と草津・長野原の境界線がクロスする
所から左折して草津カントリーの北側を西進すればr-59に合流できる筈。

赤城山麓を下り近くの峰公園の水芭蕉は我慢して口直しで敷島公園の
河津桜。ここは予想通りの満開で高級カメラを構える人多数。
その中に交じって旧式デジカメで対抗。

河津桜敷島公園




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