おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

最後の事務次官会議

2009年09月15日 | Weblog


曇り空の朝でござります。
気温は7時半現在、プラスの13度。
木々が少しづつ色づき始めました。
静かな朝なのじゃ。

かねてからオペラに興味のあったというハニーさん。
ここんとこテレビCMをしておった「名作オペラシリーズ DVDオペラ・コレクション」の創刊号、「カルメン」特別価格990円なり!!をご購入いたしました。
で、昨夜は、DVDでオペラ鑑賞いたしたのでござる。

このオペラDVD、30年以上前にウィーン国立歌劇場で行われた舞台なのじゃ。
クラシック音楽などさっぱり判らぬおぢですが、確かに聞き覚えのある曲ばかり。
でもって、素晴らしい声量、迫力ある演奏…

でも、眠くて、眠くて。
途中で寝ちゃいました。
ハニーさんは2時間半にわたる舞台を最後まで堪能したそうな。

同封の解説書によると、カルメンは1875年に初演され、当初は大失敗作だったとか。
しかし、「生身の感情をストレートに注ぎ込んだ意欲作」だそうで、7ヵ月後には大ヒットとなったそうな。
フムフム!!

ではありますが、おぢにしてみれば、あまりにテンポの遅い展開で、とても最後まで見る気にはなれませなんだ。
育ちも悪けりゃ、品性も下劣なおぢ、こんな高尚なモノ、とても最後まで鑑賞することなんざぁ無理!!ってことでござった。

「生身の感情をストレートに注ぎ込んだ意欲作」も100年以上前だとそうかもしらんけど、生身の感情っていまと昔じゃ大違いって、ことかなぁ?
もし、今度ヨーロッパ旅行して、どこぞで公演しておれば、見る機会があるかもなぁ…
ハニーさんが「行きたい」と言えば、ですけどね。

さて、
表題の事務次官会議、明治以来続いておりましたが、きのうで最後となったのじゃ。
事務次官会議とは、官僚の親玉である各省庁の事務次官が集まって、あれこれ会議し、閣議に上げるものを決めるのじゃ。
事実上、ニッポン国の最高意思決定機関でござった。

しかもこの事務次官会議そのものは、法律で決められたものではないという、どうにもこうにも不思議な会議なのじゃ。
で、この事務次官会議は、全会一致が原則だそうだ。
ってことなので、ある省庁が反対すれば、当然ながら閣議には上がらないのじゃ。

これまで閣議と呼ばれてきたモノは、大臣様がごっちゃり集まって会議するわけではなく、粛々と法律に「はんこ」を押すだけなのじゃ。
実際には、はんこでなくて、花押というサインを書くのじゃけどね。

つまりは、自民党の大臣が、どう思っていようとも、事務次官会議で全会一致にならなきゃ、閣議には上がってこないわけで、自民党が「政治主導」と大口叩いたところで、実際には官僚がほぼすべて決めていたわけで、どもこもならんことになっておった。
しつこいけど、事実上、この国の最高意思決定機関が事務次官会議だったのじゃ。
これって変でしょ、って話なのだ!!

それでも、その最後のはずの会議では、官僚トップの漆間官房副長官が「横の連携を強化し、国家国民の利益にならないことがあれば、大臣にしっかりモノ言うことも大切だ」とのたまったそうだ。
これを翻訳すると、「官僚同士、がっちりスクラム組んで、私たちの利益にならないようなことなら、大臣なんかに任せはしないぞ」って宣戦布告なのじゃ。

官僚さまは、事務次官会議はなくなるものの、形を変えてなんとか権力維持を図ろうとしておって、そのあたりが、あまりにミエミエなのじゃ。
明日から船出する鳩山丸、天気晴朗なれど波高し、ってことで、老獪な官僚さまをしっかりコントロールできるかどうか、これからが踏ん張りどころなのじゃ。



興石!!おぢは許さんぞぉ、プンプン!!

2009年09月14日 | Weblog


朝霧に包まれた月曜日でござります。
今日の天気はどうなるの?
真夏だと、これから暑くなったりするのですが…

きのうの「とまりマラソン」、5キロコースを恥ずかしながら、なんとか完走いたしました。
記録はというと、チョーゆっくりの35分。
まことにお恥ずかしい、トホホなとまりマラソンでござった。

大会では、最初から最後まで、最後尾あたりをノソノソと走っておりました。
ただ、「デブ」が脱落してきて、歩きだし、おぢに抜かれていくのが、たいそう面白かった。
こっちもこれまで練習なんぞ、からっきししてないけど、あちらもまるっきり走ってない、「会社の業務命令」かなんかで出場したと見られるデブなのじゃ。

「デブ」、それは「明日はわが身」ってことですけど、なんとか「あれだけは避けたいなぁ…」
とシミジミいたしましたです。
こらっ!!見てるか、札幌のデブM!!

きのうはお隣ニセコ町の町長選、投開票日でもござりました。
結果は、というと「しがらみのないお方」が大勝利。
国会に転出した逢坂誠二さんの再来とも言えそうな新町長で、皆さんたいそう喜んでおるみたい。

敗れた候補も、功成り名を遂げた有名酪農家でした。
でも、嫌がる本人を無理やり?立候補させた「マチを裏で牛耳ろうというお方」への反発が強烈で、しがらみのない方の圧勝となったのでした。
とにもかくにもメデタシ、メデタシ。

さて、
日曜日の読売新聞によると、「民主に期待」が72%だそうだ。
もっとも「民主に不安感じる」も77%とか。
判で押したような「期待と不安」の入り混じる船出ってことなのじゃ。

今回の選挙結果は、ニッポン人が経験したことのない未曾有の事態。
だから、そんなもんなのでしょうね、期待も不安も。
そんなこんなの中で、由々しき事態が起きて、正直驚いた。

民主党の興石東参議院議員会長が、閣僚人事に関して「参院枠が国会法にあるわけではないが、自民党の例を見ると二つぐらいだ。一つでいいというわけにはいかない」と記者会見で発言したという。

この記事見て、おぢはいきなり、プンプンに怒った。
冗談ではないぞぉ!!
「大臣枠をよこせ」ってのは、まったくもって、どもこもならんあの「自民党手法」じゃないか!!

いい加減に、千回、二千回なのじゃ!!
「参院枠」などという自民党体質丸出しの古い手法でどうするんだ、民主党。
組閣は鳩山総理の専権事項ではなかったのか。

第一、「枠」で決めるような閣僚なんかに、官僚をコントロールなど、できるわけがない。
自民党は能力のまるでない「持ち回り大臣」だったからこそ、官僚に舐められたわけじゃん。
そういう旧態然の手法を止めさせたくて、国民は民主党を選択したんじゃないのか。

興石東というお方は、日教組の出身じゃ。
日教組がどうのこうのとは言うまいが、こりゃ酷い。
おまけに小沢一郎と連携を強めておるそうで、なんだかなぁ~

早くも民主党に失望しかねないことになっておる、異常事態なのじゃ。
どもこもならんね。
古い体質からは、「おさらば」せんと困りまする。
次回選挙、興石だけは落選させないでどうする、ってことなのじゃ。
プンプン!!


政権交代の意味がわかってない田原総一朗

2009年09月13日 | Weblog


雨が降ったり止んだりの朝でござります。
懸案だった物置小屋の屋根、きのう真狩村の板金店にお願いして、ルーフィングをいたしましたです。
今年はこの板金屋さんに、あちらこちらの屋根工事をお願いしたこともあってか、チョー格安で作業していただきましたです。

どうやら余ったルーフィングの活用ってこと。
物置ですからそんなもんです。
次は屋根を葺いてもらいますけど、余りモノの屋根材ってことで、カラーはまちまちになりそうなのでござります。

そんなわけで、とりあえず雨漏りしなくなったわけで、ネコちゃんも居心地よい朝を迎えたのでした。
たいそう助かりましたです。

おぢとハニーさんは、きょうこれから泊村で開かれるマラソン大会に出場するのじゃ。
昨年からは5キロと3キロってことなので、すっかりお気楽マラソン?
でも、夫婦して、ほとんど走ってないゆえ、なんとか揃って完走を目指すことになりまする。
5キロで完走目指すって、あんまりにもカッチョ悪いけど、今回は許してちゃぶ台!!

さて、
民主党政権がまもなく船出いたしますが、いわゆる「政治評論家」の皆さま、どうにもこうにも、ちゃんと今回の選挙結果の意味をわかっておらんのじゃ。
そう感じるのはおぢだけかぁ?

これまでは、どの評論家さまも、「自民党さえ取材していれば」「自民だけ押さえれば」OKってことじゃった。
民主党なんかは歯牙にもかけないでよかったのじゃ。
それで新聞もTVもメシが食えた。

それが60数年ぶりにすっかり様変わりして、どうしていいかわかんなくないのが実情じゃぁなかろうか。
そんな中、ストンと落ちたのは、週刊現代「新聞の通信簿」のジャーナリスト・魚住昭氏じゃ。

産経新聞が、自民党惨敗の理由にひとつに「麻生総理が靖国神社を終戦記念日に参拝しなかった」ことを挙げていたそうで、あまりにもトンチンカンな論評としていたけど、まことにごもっとも。

氏が言うように、今回の選挙結果は「構造改革が労働や医療の現場を破壊したからだ。職を失い、商店は店を閉じ、路頭に迷う人々が激増したから」はある意味、説得力がありまする。
セーフティーネットなしに行われた小泉構造改革、それによってこの国の不幸がドンドコ広がって、結局自民党は見放されたってこと、なのじゃ。

たとえば、本人はジャーナリストのつもりだろうが、あまりにトンチンカンな田原総一朗

よくもまぁ、ここまでトンチンカン、と呆れまする。
「この民主党の勝ち過ぎに逆に不安が残る。気持ちが悪い。」だと。

ほかもちょっと長いけど引用すると「民主党の勝利が確定してから、民主党の開票センターに小沢一郎さんと鳩山さんが出てきて、そのあと岡田さんも出てきた。彼らは皆、顔が緊張して、むしろ苦い顔をしていた。笑いがまったくない。これは何だろう。私はそう思った。おそらく、圧勝に一番困惑しているのが、民主党幹部だったのだろう。『こんなに勝つはずがない』。自分たちにこんなに勝てる魅力があるとは思っていない。こんなに勝てたのは、明らかに過大評価だ。困ったな……と。過大評価、つまり国民は過大に求めているということだ。『いったい、俺たちに何ができるのだろう』と、皆、困惑し切っていた。」

これには「呆れた」を通り越して、絶句。
バッカじゃなかろか田原総一朗!!
民主党の勝利は、選挙前の週刊誌から新聞、テレビのほぼ予想通りじゃ。
きのうきょう票を読んだわけじゃない。

民主党幹部の顔が緊張しておったのは、戦後初の本格政権交代とこれから政策を実行しなければならない「責任に身が引きしまる思い」だったってこと。

そりゃ、そうだろ。
政権を奪取し、そしてこれから官僚という難関と対峙しないと、民主党政権はすぐさま崩壊じゃ。
そりゃ緊張して当たり前。
官僚におんぶに抱っこで、選挙後ものんびりしておった自民党の場合とは、まるっきり違いまする。

そこんとこを「『いったい、俺たちに何ができるのだろう』と、皆、困惑し切っていた。」はあまりにトンチンカン。
何をするかは、マニフェストですでに決まっておる。
寝ぼけたことを言ってはいけません。
っていうか、自民党が負けた腹いせかぁ?田原総一朗。

いかにも自民党のチョウチン持ちらしく、おバカなことを言っておりますです。
上記の魚住昭氏のような庶民の声が、田原総一朗、さっぱり判っておらんのじゃ。
年末の派遣村の実態、失業率の増大などなど、見えてないのねぇ、悲痛な庶民の現状が…
まぁ、長く自民党のチョウチン持ちしてきたゆえ、しょうがいないと申せましょうか。
民主党には情報源もないのじゃろ。

きょうのTV朝日・サンプロ見れないけれど、自民党とともに田原さん、あんたの時代も終わったってこと、ちゃんと理解しないとダメじゃね。
ジャーナリストでもなんでもない、ただの老醜なのでござります。
あっ!!この原稿も、現役官僚さまからの取材なのじゃ

ホントに民主党幹部との接点がないのねぇ。
「自民党さま」と「官僚さま」さえ取材していればいかったからねぇ~
田原さん、あんたはアンシャンレジーム、恥を知れ!!
とっとと引退するのが、世のため人のため、退場する時間ですよぉ~


ソーリ!!ソーリ!!夢をくださいな

2009年09月12日 | Weblog
午前6時の気温はプラスの8度。
「朝の気温は一桁」が定着してきましたです。
秋は深まる一方なのじゃ。

北海道民は、羊蹄山麓周辺を「ニセコ」と称しておりますです。
おぢの住んでおる倶知安町比羅夫界隈は、もちろんニセコなのじゃ。
お隣のニセコ町は、当然ながらニセコ。

わが倶知安(くっちゃん)町の漢字は読めなくても、カタカナのニセコは読めます。
選挙大敗北後もご機嫌でルンルンという、口あんぐりのノー天気な麻生さんでも読めます、たぶん!!

ニセコグランヒラフスキー場という、もっとも大きくて、豪州人にも大人気のスキー場がお近くにありまする。
このスキー場、ニセコと名前がついてますけど、住所は「倶知安町字山田」。
ニセコ町では、ありませんのです。

ニセコ町にはニセコアンヌプリスキー場と旧ニセコ東山スキー場があります。
あっ、お隣の蘭越町にもまたがってるかぁ?
いずれのスキー場も「ニセコアンヌプリ」というお山にあるのです。

ってことで、ようするに「ニセコ」は知名度抜群だけど、倶知安町はたいそうマイナーってことなのじゃ。
なもんだから、倶知安町では、毎年東京・銀座に「巨大雪だるま」つくって町をアピールしてたけど、それも今年で終わったのじゃ。

知名度一気に上げるってのは、なかなか難しいことになっておる。
そこで、いっそのこと町村合併で「ニセコ町」になってくれた方がいい、とおぢは思うのじゃ。
などと書いたら、生まれも育ちも倶知安町っていう地元のお方に怒られそうだけどね。

そのニセコ町では、いま町長選真っ盛り。
で、新人同士の一騎打ちだけど、どっちもなかなかよろしい候補なのじゃ。
町を二分する大騒ぎ選挙でござりますが、双方立派な候補で、元気なニセコ町みてると、なんか羨ましくなるのでござります。
裏にはドロドロもありそうだけどね。

さて、
「若者たちに夢がない」と言われて久しいことになっておる。
考えてみれば、バブル崩壊以降、多くの庶民、なかでも若者には、いいことなんぞござりませんでした。
生まれてこのかた、ずーっと「右肩下がりの経済」しか知らない世代もいるのです。
バブル世代だって、もう40代なのじゃ。

かつて、この国に元気があったころ、そう経済が右肩上がりだったころ。
総理大臣は「所得倍増計画」「列島改造論」など、あれこれ魅力的なキャッチフレーズで、国民の気分を明るく、元気にしたものじゃ。
いい悪いは別としてね。

ところがここんとこはというと、「消えた年金」「派遣切り」に代表される暗いお話ばっか。
そういえば、ニッポン国は11年連続で自殺が3万人を超えておるのじゃ。
それも、「たくぎん破たん」「山一證券自主廃業」の翌年から、ずーっと3万人超え。

何度も書いたけど、交通事故で亡くなった方が1万人超えたころ、「交通戦争」
と呼ばれたけど、3万人も自殺していて、何にも言わんってのはどうなのよ?
皆さん、夢をなくして、絶望して、ってことだろか。

いま為政者に求められるのは、安寧、安心、心配のない社会なのじゃ。
格差を助長し、そこんとこをすっかり忘れてもうたのが、大惨敗の自民党でござります。
まだわかってないと思うけど…

来週、鳩山民主党はいよいよ船出することになりまする。
おぢがいま鳩山総理に期待することといえば、はったりでも、大風呂敷でもいいから、若者に夢と希望とを与える「ひとこと」なのじゃ。
友愛じゃさっぱりわかりませんです。

結果、この先4年間で自殺者3万人を割って、元気な明るい社会が来るのかどうか、期待にたいそう胸が膨らんでおるのじゃ。
もっともおぢの場合はというと、別のところもモッコリ膨らんでほしいのじゃ。
スマンね!!





モナより美人の妻って…

2009年09月11日 | Weblog


秋晴れの朝でござります。
昨夜も雨が降ったのでしょうか、デッキは濡れてますわ。
なもんだから、物置小屋の屋根が気になって…
この修理のこと考えると、頭が痛くなりますぅ~

さて、
戦後初の本格的政権交代のニッポン国、あれこれ、ややこしいことになっておる。
まずは国会の「議員控え室」を巡るドタバタじゃ。
一気に議席が増えた民主党は、これまで自民党が使っておった国会玄関のそばの「大きな控え室」をよこせと言っておる。

一方の自民党は、たいした理由もなく、ただただメンツで居座ろうとしておる。
これまで本格的な政権交代がなかったから、部屋をどう使うか、ルールが確立しておらんのじゃ。
ここは、自民党が大人になって、部屋を譲るべきだけれど、そうすると、さらに「落城」感が漂うってことじゃろう。

「自民党は、メンツなんかにこだわってないで、部屋明け渡して、早く総裁決めたらいいのに!!」とはハニーさん。
我が家の優しいハニーさんにこう言われちゃうって、自民党、どうにも情けないことになっておる。

その総裁選も、誰が出るんだか、さっぱりわけわからんことになっておる。
野党自民党の総裁なんて、「何の意味もない」ってことなんだろか?
それってあんまりにもお粗末じゃ。
だから自民党はポリシーも何もない「与党という党」だったと言われちゃう。
トホホじゃねぇ…

一方の勝ち組・民主党、これまた八ッ場ダム問題やら補正予算の基金凍結で、あっちこっちから大ブーイングなのじゃ。
基金凍結では、宮崎県のそのまんま知事に咬みつかれ、全国都道府県議長会にも批判されておる。
もっとも、民主党の政調筆頭副会長の細野豪志議員が「地方自治体分は原則執行する」と述べて、議長会は、とりあえず矛を収めたそうな。

そのイケメンで山本モナとの不倫で浮名を流した細野豪志議員、今週号の週刊新潮によると、「糟糠の妻はモナより美人」だそうだ。
ちょっとぉ、見てみたいですぅ~美人妻!!
イケメンで弁舌爽やかってことで、モテモテなのじゃねぇ。
どうでもよろしいけど、まことに羨ましい。

一連の政権交代を巡る話は、今月号の文藝春秋にあれこれ詳しく書かれておる。
政権交代を切望してきた京セラの稲盛会長の「鳩山民主党よ 勝って兜の緒を締めよ」。
また、入閣もうわさされる寺島実郎さんの「米中二極化『日本外交』のとるべき道」は、この人を外務大臣にしたいほど、納得の一文なのじゃ。
これ読めば、いかに自民党政治と自民党外交が古かったか、よ~くわかりますです。
ってことで、きょうも手抜きブログなのじゃ。
スマンこってす!!


景気対策

2009年09月10日 | Weblog
昨夜から今朝にかけて、じゃぁじゃぁ降りの雨でした。
土砂降りってことです。
強烈な雨音で、何度か目が覚めちゃったほどで、こうして秋はいっそう深まるのでござります。

この雨で、雨漏りがたいそう酷いことになっておる物置小屋は、ブルーシートで屋根を覆ったにもかかわらず、ありゃりゃの「水浸し状態」なのじゃ。
おかげで朝から気分がすっかり重くなりましたのです。

今朝は、まさに秋晴れ!!の好天なのですが、心はどよ~んとしておりまする。
とりあえず、板金屋さんに連絡して、屋根をどうするかご相談なのじゃ。
「はぁ…」とため息は出る、お金も出るってことで、さっぱり元気のないおぢなのでござる。

さて、
新聞によると「このままでは鳩山不況に…」とのたまったお方がおる。
鳩山内閣への入閣もささやかれる元財務省官僚の榊原英資氏が、講演でこう発言したそうな。
この方がこう言うからには、穏やかではない。
民主党が、補正予算を執行停止にしたことについて、「公的需要が減少」して、第2次景気対策がないと「鳩山不況」と呼ばれる可能性あり、というのじゃ。

う~ん!!民主党政権の樹立で不況になるのでは、たいそうまずい。
とにもかくにも、なにがなんでも、新たな景気対策が必要ってこと。
榊原氏は「子供手当て支給」「高速道路無料化」の前倒しも検討すべきとしておる。

氏が指摘する「公的需要の減少」、そりゃ確かにそうかもしれません。
なにせ百数十億円の「国立マンガ喫茶」も止めちゃうし、八ン場ダムも止めちゃうしで、ただでも厳しい建築・土建業界は、一息つくこともできなくなるわけじゃ。
とはいえ、今回の選挙結果は、こうした自民党的な「従来型の景気対策」を否定しておる。

じゃあどうするか?
「子供手当て支給」「高速道路無料化」の前倒しだけでなく、何ができるか考えねばならんことになっておる。
しかも、これまでとは違った形の対策が求められてるわけで、なかなか難しい。

景気にはやはり「気」の部分もある。
つまりは「気分」の問題でもありまする。
国民が、将来へ向けて明るい希望が持てないことには、景気は上向きません。
ってことなので、鳩山新首相は、まず所信表明演説で、明るい将来展望をしっかり国民に示すことなのじゃ。

従来の自民党型の古い景気対策を脱却し、民主党型景気対策をどう示すのか。
これって、けっこう難しいわけで、いきなり厳しい船出の鳩山丸なのじゃ。
待ち構える景気の暴風雨に中東の海賊対策と、鳩山丸の行く手を阻むものは、ごっちゃりありまする。
どうにも順風満帆な航海とはなりませんなぁ…

そんなこんなではありますが、民主党政権樹立後は、「支持するのはいつも野党」のおぢってことなので、自民党支持にコロンと転向するのだけれど、こちらも先行きはというと、まことに不透明なことになっておる。
いま自民党に求められておるのは、若返りと人事の刷新じゃ。
あっ!!派閥の解消も必要なのじゃ。

選挙戦の敗戦をきっちり総括し、派閥の長やら当選5回、6回以上のお方には執行部から退場していただかんことには、どもこもならん。
昔の名前で出ておる森、安倍なんかが、巾を利かせておっては、政権の再奪取などとうてい無理って話なのじゃ。

イギリスにはかつて、鉄の女・サッチャーが率いて、栄華を誇っておった保守党がある。
ところが、ブレア率いる労働党に選挙でボロ負け。
そんときは「保守党は死んだ」とまで言われたそうな。

ところが、敗北後の党首選で、なんと39歳のデビッド・キャメロンを選出した。
このことで、党勢の立て直しに見事成功し、いまでは労働党を逆転するまでに支持率を回復しておるそうな。

これに倣えば、わが自民党もせいぜい40代、できれば30代のお方が党首になって失地回復するしかないってことなのじゃ。
ところが、いまの自民党には、そんなドラスティックな改革の芽すら出てこない。
自民党政権の復活に期待する国民は7割を超えるというのに、期待に応えられる可能性は、いまんとこ、まるでないのじゃ。
どうなる民主党、どうする自民党ってことなのじゃ。

2大政党がうまく機能しないことには、ニッポン国はよくならんと思うおぢなのじゃけど、あっちもこっちも難しいことになっておるのぉ~
見てる分には、たいそう面白いけど…


ニッポンは、環境立国で売り出すのじゃ!!

2009年09月09日 | Weblog
           (義母の畑・真狩村)

午前5時の気温は、な、な、なんとぉ、プラスの8度。
いきなり気温は一桁なのじゃ!!ひぇ~
この秋一番の寒さってことで、ちょっとぉ、早すぎるんでないのぉ。
まだ9月だぜぇ。

そんなわけで、北海道北部のお山では、「初雪の便り」が聞かれそうな朝なのじゃ。
正直、外は寒いッス…
ってことで、今朝はこの秋初めて薪ストーブに火を入れましたのです。

ハニーさんがピロリ菌の治療中ってことで、おぢも過日、ピロリ菌の有無を確かめる検便をしたと書きました。
で、きのうその結果が出るってことで、我が家御用達の真狩村「野の花診療所」へ電話で問い合わせいたしました。

で、元美人の女医さんは、「陰性ですよ」ってことでヤッホーなことになりました。
電話でお医者が即座に回答してくれるってのも、まことにうれしい。

真狩村までは、信号のまるでない道路をクルマで15分走ると到着。
わが町倶知安町の中心部へ行くよりもだいぶ遠い。
だけれども、懇切丁寧な「野の花診療所」、おぢ夫婦の家庭医と決めておるのじゃ。
地域医療に貢献するまじめな医者夫婦がやってますのよ。
羊蹄山麓にお住まいの方で、診療所、病院でお悩みの方、ここはおぢ「お勧め」の診療所なのでござります。

話は戻って、ハニーさんとは、毎日100回も「チュー」(ウソピョン、ホントは30回ぐらいじゃ)してるけど、ピロリ菌にはうつらなかった。
「ピロリ菌はチューではうつらない」、ってのは間違いない、ところなのじゃ。
こちらもメデタシ、メデタシじゃ。

もっとも、酒飲んだ翌朝、胃がちょいとムズムズするかんじで、これってピロリ菌の仕業に違いないと思ってたもんで、すっかり肩透かし。
胃の辺りのムズムズ感、なんじゃろか?
胃カメラ飲んで、決着付けたかったけど…

さて、
鳩山次期首相だけど、思い切った温室効果ガスの削減を明言しましたです。
ご承知のように90年比で25%減だそうだ。
産業界からは大反発の声じゃけど、「環境問題にまじめに取り組むニッポン」ってイメージアップにはつながるのじゃ。

国策で環境対策をドンドコ進め、そのノウハウを輸出するってのも悪くないんでないの。
こういうところで、国際的な発言力のアップを図るってのは、たいしたいい。
ってことで、おぢはリチウムイオン電池の正極材事業で米エネルギー省から補助金受けておる戸田工業に期待して同社株を買ったのじゃけれど、さっぱり下げ止まらず、いよいよ損きりと思った今日この頃だったのでござった。
それが、なぜかきのうの後場から、鳩山発言を受けてストップ高、急騰したのじゃ。

神様、仏様、鳩山様、とりあえず助かりましたですぅ。
この先、戸田工業が順調に株価上昇となるかどうかはチョー不透明だけど、「国策に売りなし」ってことで、ずるそうな顔して大儲けをたくらむおぢなのじゃ。
あのITバブル、ソフトバンクの急騰は凄かったなぁ、おぢはさっぱり儲かってなかったけど…
いずれにせよ、環境に配慮する「環境立国ニッポン」いいと思うけど…

話は二転三転しますけど、連日テレビに出てくる民主党議員、どれもこれも若くて頭のよさそうなお方ばかりで、びっくりじゃねぇ。
どうやら皆さん、元官僚なのじゃ。
こういうお方が、「官僚やりたい放題」に挑むわけで、裏も表も知り尽くしておるから、なんとも頼もしい。

一方、昔の名前で出ておるお方ばっかの自民党、清新な方への若返りが必要じゃ。
そうでないと、こりゃ無理でしょう、8年後の政権交代。
きのうの両院議員総会見てると、あんまり酷くて涙が出まする。
河野太郎さん言うとおり「自民党は与党という政党だった」はまことに正しい指摘。

与党でなくなったら、ただの「烏合の衆」に成り下がってもうたね。
ちゃんとした2大政党制になってくれないと、困るんだけどなぁ…
もう一方は、別に自民党でなくてもいいのだけどね。

電気炊飯器…

2009年09月08日 | Weblog

更新が遅れました。
スマンこってす!!

いまはピーカンのニセコのお山ですが、深夜に雨が降ったらしく、我が家のデッキも道路も、朝は濡れておりました。
ってことで、きのう「雨漏り」が発覚した建築中の物置は、屋根にブルーシートをかけたにもかかわらず、またもや雨漏りなのでござった。
シクシク…

それでもきのうの朝よりゃぁ、極めてマシかなぁ。
でも、ネコトイレ周辺は水浸しなのじゃ。
困ったねぇ…

さて、
昨夜の報道ステーション、見ましたぁ?
今回の補正予算で、学校で子供たちにホカホカのあったかご飯を食べてもらおうという、電気炊飯器の話。
石波茂農水大臣はこの予算について国会で答弁し「まったくムダなんてことはありません!!」とあの怖い顔できっぱりのたまった。

ところが、報道ステーションによると、10億円の予算で全国の学校にごっちゃり置いてもらう予定の炊飯器が、わずか1%、1000万円しか利用されないというのじゃ。
で、その理由が、「へぇ~」とびっくり。

つまり学校では、昼時にいっせいに炊飯器にスイッチ入れるもんだから、学校の電気ヒューズがパチ~ンと飛んじゃうのだそうだ。
なんのことはない、容量オーバー。
11年前から、ほかほかご飯を提供しておるという小学校は、これを解決するために2000万だか3000万円をかけて、校舎のアンペア数を増やしたのだそうだ。

今回の炊飯器は、農水省予算。
だけど、電気関係は建物を所管する文科省。
ってことで、電気のないオカマは意味ないじゃん!!状態なのだ。
なもだから、炊飯器はいりませんってこと、いや使えませんってこと。
結果、10億円のうち、1000万円しか利用がないそうだ。
しょうもない補正予算じゃねぇ。

結果的には、顔は怖いし、オタクだけど、たいした真面目で好感を持っておる石破さん、結局は官僚さまのいいなりだった、ってことがわかって、ちょいと残念なことでござった。
この件に代表されるように、今回の補正予算、単なる付け焼刃なのじゃ。
どもこもなりませんです。

それにしてもですが、民主党政権、どうなりますことか。
国民の皆さま、こぞって期待と不安でいっぱいなのだけれど、目玉のひとつ、国家戦略局ができて、省庁を横断するこの手のことが、すんなりうまく行くようになるのかどうか、たいした注目されるのじゃ。

ってことで、きょうはかなりの手抜きブログなのじゃ、スマンね。
またねぇ~

あぁ!!

2009年09月07日 | Weblog


久々、雨の朝でござります。
朝目覚めて、「いいお湿りだぁ」って思ってました。
そういえば、ここんとこ、ざぁざぁ降りの雨らしい雨はござりませんのでした。

「ひと雨ごとに秋へ」ってものすっかり忘れておりましたです。
で、今朝は5時前からざぁざぁ、ざぁざぁ。
その前には、外ではニャンコとみられる小動物が玄関ドアをガリガリする音が聞こえたり。

なんとも騒々しいのでござりました。
で、新聞を取って、ニャンコの朝ごはんを持って、建築中の物置へ。
そこで、あ然、呆然の出来事を発見!!
そこはもう、大量の雨漏りなのじゃ。
ひぇ~!!!

先週、ロブさんとともに張った屋根から、じゃばじゃば、じゃばじゃば、雨が漏っておるではないのぉ。
「じゃばじゃば、じゃばじゃば~」って書いて思い出したけど、かつて深夜に11PMという「どスケベ番組」があって美人のおねーちゃんの裸が満載じゃった。
当然ながら若きおぢは大ファンだった。

そのオープニングで流れたのが、「♪シャバダバ、シャバダバ~」ってスキャットじゃった。
いきなり、しょうもないことを思い出しました。
つまり「かくめい、かくめい」と思っておった健全な青少年が、思わずかいてしまったわけなのよ。
TV見て…
スマンね。

で、話はありゃりゃぁな雨漏りに戻るけど、、、
そんなこんなで、おぢの気分は、どよよ~んと沈んでいくのでありました。
それもこれも、きのうは休肝日の初日なもんだから、今朝は早朝4時ぐらいから目が覚めて、この物置に何をどういう手順で収納しようか算段しておった矢先なのじゃ。

まずは、道路向かいのJRの土地に勝手に積んである薪を運び込もうか。
いやいや、その前に小屋のなかをもちょっときっちり造作しようか。
やっぱ、除雪機は最後か、などなどあれこれ思いを巡らせておったのじゃ。
ところが、それもこれもすべてアジャパーなことになっちゃって…

ハニーさんは「きょうどりあえずロブさんに電話したら」とか申します。
で、まずは、辞書引いて「雨漏り」が「leaking of rain」って調べましたわ。
それにしても、いずれにせよ、どうしても、なんだかんだ言ったところで、屋根をもう一度、全てはがしてやり直し、ってことになるのじゃ。
あぁ…考えただけで、頭が痛くなりまする。

おぢは、春と秋が恒例の「落ち込みシーズン」なのじゃ。
これに今回の事件は、拍車をかけることになるのは必定!!
ってことで、すでにため息が出ておるのじゃ、「はぁ~」

さて、
新聞によると、北朝鮮の労働党新聞は、ニッポンの自民党惨敗について「時代錯誤の反動政治の当然の末路である」と論評したそうな。
確かにその通りじゃけど、「お前に言われたくない!!」ってのがニッポン国民ってもんだ、コノヤロー!!

おぢはいつも書いてきたのじゃ。
「戦後政権交代がないのは、キューバに北朝鮮に中国にニッポン」と。
しかしながら、今回の総選挙で、わがニッポン国は、独裁国家のお仲間からめでたく脱出なのじゃ。

北朝鮮政府が滅びたそのときこそ、ニッポンのよい子は、「時代錯誤の反動政治の当然の末路である」って、こぞって言ってあげましょう。
いまのお前らなんぞには、「言われたくないわよ」!!
ってオカマかおぢは!?

心が千々に乱れる雨漏りの朝なのじゃ。
あ~ぁ!!





ボケたか田原総一朗、サンプロはトンチンカン!!

2009年09月06日 | Weblog
昨夜は午後9時過ぎに就寝いたしました。
寝る子は育つ状態のおぢでござります。
さっぱりどこも育ちませんが…

きのうは朝からトンテン、カンテンと物置小屋の製作に励んでおりました。
で、夕方お風呂の帰りにご近所Sさん夫妻も誘って、「わいわい」へ。
久々、くだんのジンギスカンが食べたくなったのでした。

ではありますが、過日とは肉の部位が違ったのが、ちょいと硬くて、いまいちで…
少しばかり残念なことでござった。

そうえいば、昨日夕方の倶知安温泉で、アンポンタンでほとんど友達もいないという中学時代からの旧友Mとばったり。
なんでも家族旅行で子供2人に奥さんと奥さんの母でご当地に来たのだそうだ。
それにしても、温泉でばったりとはねぇ。
なんとも腐れ縁なのじゃ、っていうかおぢは好きでもなんでもないけれど、あやつの方は、もしかしておぢが好きなのか?
なんか背筋が、ぞくぞくっとするのは気のせいではない(キッパリ!)…

写真は比羅夫駅前通を歩くカタツムリ。
駅前なのにクルマが来ないから轢かれずに済んでおる。
クルマも通らない、のんびりした駅前通なのじゃ。

さて、
民主党の目玉政策といってよい国家戦略局が準備室としてスタートするそうな。
かつて「自社さ政権」時に厚生省官僚のエイズ隠しをねちっこく暴いて、国民の拍手喝采を得た菅直人が、この国家戦略局の担当大臣になるそうだ。

これまで国の予算は、各省庁の官僚さまが、「エンピツ舐め舐め、前例踏襲、省益中心に練り上げた予算要求」を自民党が丸呑み、それとは別に自民党案を加えてできたもの。
あくまで官僚さまが作成した予算に、ちょいとばかり味付けしたのが「自民党予算」と呼ばれるしろものだった。
実際は、官僚主導の官僚のための、「官僚やり放題予算」なのでござった。
当然ながら、ムダごっちゃり!!

今回は、これをガラリと変えるって話なのじゃ。
国家戦略局は、なんと言っても、この官僚丸投げ予算を、「政治主導で行う」という、「世界の常識」を取り戻すってことなのじゃ。

ようは国家戦略局が、予算の使い道の大枠を決めるってことらしい。
まずは「子供手当て」などマニフェストで約束した予算を確保して、あとは従来の予算を削って予算作りをするわけで、従来のボトムアップ型からトップダウン型への大変更なのじゃ。
これがうまく機能するかどうか、これで民主党が4年後の総選挙で勝つか負けるかが決まる。
うまく動くためには、官僚のキンタマとも言える「人事権」を民主党がきっちり握れるかどうか。
さて、どうなりますか、お楽しみなのじゃ!!

って書き終わって、日曜日の定番、TV朝日のサンデープロジェクトを見ておった。
ボケたのか、自民党の提灯持ちだからか、司会の田原総一朗、「小沢、小沢」とあまりにトンチンカンで呆れてもうた。
サンプロ、何してんだか!!

いま庶民は、政治と政治家に一体何を期待しておるのか、田原総一朗はさっぱり判っておらん。
「自民党が負けたのは、自民党に小沢一郎がいなかったから」とは口あんぐりじゃ。
「♪バッカじゃなかろかサンバ」状態、あまりにトンチンカン。

いま国民が最も知りたいのは、「民主党が何をどう進めて、どう改革していくか」。
小沢がどうしたって、どうでもよかろうと思いますけど。
田原総一朗ひとりで小沢、小沢と大騒ぎ!!する姿には、ポカンと呆れてしまう。

これまで党内人事が面白かったのは、自民党政権だったから!!
そこに尽きるのじゃ!!
新しい政権となる民主党を同じレベルで語ってどうする!!ってことだ。
田原総一朗、あんたもすっかりアンシャンレジーム、もう古い!!
サンプロには、ほとほと呆れました。
アホクサ・田原総一朗なのだ!!


記者クラブ廃止へ!?

2009年09月05日 | Weblog

昨夜からの雨も上がって、爽やかな朝でござります。
読者の皆さん、ご機嫌いかが?
おぢとハニーさんはというと、きのう夜のエアロビでヘロヘロでござります。

土曜の朝は身体のあちこちが痛いのじゃ。
でも、心はさっぱり気分!!
心の健康、まずは身体からなのじゃ。

胃カメラを飲んで、逆流性食道炎とわかったハニーさんですが、採取した胃壁の一部から、ありゃりゃのピロリ菌が発見されましたです。
胃の不調、どうやらピロリ菌らしいってこと。
で、除菌することに。
写真は、朝夕に飲む抗生物質でござる。

なんでも、ペニシリンと似たようなものだそうです。
ペニシリンは第二次大戦中に開発され、感染症から多くのお方を救ったとか。
ニッポン国はこれがないおかげで、戦争中、多数のお方が亡くなった。
おぢの世代は、小学校でツベルクリン反応(通称:ツーハン)をして、陽性だとたいそう痛いペニシリン注射をしたものなのじゃ。
いまはどうなのよ?

で、話は戻って、ハニーさんはこの抗生物質を1週間飲み続けると、除菌ができるのだそうだ。
ついでながら、おぢも検便してピロリ菌の有無を確認することになりましたです。
「チュー」ではうつらないそうですけど…
ピロリ菌検査は、おぢの長年の懸案ってことで、結果が楽しみなのじゃ。

なにせ40歳以上のニッポン人の70~80%がピロリ菌に感染しており、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃ガンの原因にもなるってことで、除菌は大切。
ちなにみ「ヘリコバクター・ピロリ菌」が正式名称だそうで、形がらせん状になってることから、ヘリコはヘリコプターのヘリコ。
で、バクターが細菌で、ピロリは胃の幽門部、ここで発見されることが多いので、ってことだそうだ、フムフム。

これで、ハニーさんの逆流性食道炎も治って、おぢもピロリ菌がなければ、チョー安心なのじゃ。
あとはもうひとつ、懸案の大腸検査。
これも、この冬までに検査するの予定だけど、どうなるのかねぇ…

さて、
鳩山政権にかなりの期待が集まる今日この頃だけど、なかでも「記者クラブ廃止」は大いに期待しておるおぢなのじゃ。
これは、ホントにやる気があるかどうか、政権発足直後の記者会見ですぐわかる。
これまでなら国内のテレビ、新聞、通信社しか取材できなかった記者会見が、週刊誌もネットメディアも外国人記者も取材できるようになるはずじゃ。
できなきゃ、いきなり公約違反、マニフェスト違反なのじゃ。

世界の常識から大きくかけ離れた「記者クラブ制度」。
これが廃止されれば、たいそう開かれた国のイメージになるのじゃ。
なにせ、この記者クラブ制度、ニッポンの閉鎖性、規制の「象徴」となっておるのじゃ。
記者クラブを廃止するだけで、外国メディアの見る目が違ってきます。
「開かれたニッポン」になるってメッセージが、世界に配信される、ってことなのじゃ。

こういうの、外国人投資家にも好影響ってことで、ニッポン買いとなって、株価押し上げの要因にもなるかしらん。
もっとも、既存のメディアの大反発で、民主党批判が新聞、テレビから噴出する可能性もあるわけで、民主党はあれこれ情報を公開して、国民を味方にしないとかなりヤバイ。

長野県知事だった田中さんが、記者クラブを廃止して、メディアと大戦争したのは記憶に新しいところなのじゃ。
さて、どうなるか、楽しみなことじゃねぇ。


サラバ!!黄昏の自民党

2009年09月04日 | Weblog
いまにも雨の降りそうな、どんより天気でござります。
予報では午後から雨とか。
いまんとこ、寒からず、暑からずのいい気温なのであります。

それにしてもですが、「山暮らし」などと銘打ったブログなのに、山暮らしというよりは、政治がどうしたとおバカな雑文ばかり書いておって、数少ない読者の皆さまには、まことに申し訳ござりませんのです。
悪いけど、政権交代は世界の常識ではありますが、我がニッポン国では60年ぶりゆえ、政治ネタはまだまだ続くことになっておるのじゃ。
スマンね!!

さて、
きのうのTVニュース見ましたぁ!?
津島派の長老にして、今回引退した津島雄二、首相指名選挙について怒気を込めてこうのたまった。
「麻生さんとは絶対に書いてはいけません!!」
議員を辞めたもんだから、思いのたけをぶちまけた、いわゆる「最後っ屁」しちゃったのじゃ。

ってことで、自民党の皆さん、たいした怒っておる。
当たり前だけど。
どうやら自民党、首相指名選挙では白票を投じる方向のようだ。

ちゃんと自前の総裁がいるのに白票ってねぇ、変じゃねぇ、気持ちはわかるけど…
おまけに公明党も、これまで自民党総裁の名前を書いてたけど、今度は公明党の代表だそうだ。

で、当の麻生ぼちゃんはこの件について記者会見で、
「党内のいろんな意見があるというのは知らないわけではありませんが、党内の意見をどのように集約するかは、党執行部が決めること。そうお答えしてあるんで、党内のことに関し、党の意見、今、執行部としては、聞かれるべき相手は幹事長、総裁に聞くべき話ではないと。頭入れといたらどうです」だそうだ。

いいねぇ、若い記者の皆さんに「頭入れといたらどうです」と皮肉たっぷり。
まぁ、こんなもんです。
こんなお方だから、政権交代のA級戦犯になれたんです。
普通なら、「わたくしの不徳のいたすところ、、落選された方、党員のみなさんにご迷惑をかけてまことに申し訳ない」とか言うところだけど…

一方の民主党・鳩山代表はというと、幹事長に小沢一郎を要請したそうな。
これで一気に「権力の二重構造」批判が噴出なのじゃ。
とはいえ、選挙に勝ったのは、田中角栄が手ほどきした選挙手法。
小沢なくして民主党勝利はありえんかったわけで、党幹事長は妥当じゃろと思うけど。
読売新聞によると、「幹事長は他党との調整や記者会見を行う『表』の仕事が多く、『小沢氏の動きの透明性が高まる』との受け止めの一方、代表辞任の引き金となった西松建設の違法献金事件などに絡み、『党のイメージが悪くなる』と懸念する声もある。」とか。

確かにあの顔では党のイメージ悪くなるかもねぇ。
でもあの顔で、地方の小さな村なんかで「民主党をお願いします」かなんか言われたら、じーちゃん、ばーちゃんはコロッと民主支持に転んじゃうのよ、これが。

ところで、総裁選出馬を固辞しておる枡添なにがしだけど、どうやら狙いは「東京都知事」だそうだ。
東京五輪の誘致に失敗すれば、即刻、石原知事の辞任もあるってこと。
おまけに、これから8年先までは、まず政権交代の可能性はないだろうから、野党・自民党総裁なんぞに何の魅力もないということだ。
大統領並みの権力があって、しかも首長さんのトップに君臨する東京都知事のほうがよっぽどいい。

ってことで、若い議員もいないし、人気者は去るは、おまけに支配してるのは、昔の名前で出ておるサメの脳みそやら。
やっぱ、分裂、崩壊しかないね、自民党。
理念なき政党の末路とは、こんなもんです。
サラバ自民党なのじゃ!!


ここまで落ちたか自民党

2009年09月03日 | Weblog

晴れのよい天気が続いています。
日中は汗ばむ陽気ではありますが、夕方にはスーッと涼しい。
っていうか、夜は寒いぐらいのニセコ界隈なのでござります。
早いねぇ北海道の秋の訪れは…

デッキ下に製作中の物置小屋、その目的はというと、除雪機の収納場所と我が家のニャンコの越冬場所なのじゃ。
豪雪地帯のご当地ゆえ、昨冬はニャンコの遊び場がなかったのじゃ。
寒い上に遊ぶスペースもなくて、なんとも可哀相でござった。

この冬は、とりあえず雪風がしのげるわけで、完成が待たれるのじゃ。
「待たれるのじゃ」って、つくるのはおぢ。
待っておってはできませんです、ハイ。

さて、
選挙大敗後の自民党、かなり面倒なことになっておる。
まずは首班指名。
で誰に投票するかで、ややこしい。
麻生と書くのかどうか、今次のA級戦犯ゆえ、白票を投じるお方もいるそうな。

なにせ選挙後の閣議で「皆さん戻ってきてよかった」とノー天気な台詞を吐いて、大ひんしゅくだったそうな。
閣僚だって、比例でようやく当選って方が多い上に、200人近くが落選の憂き目のあっておるしねぇ…

ついで、次期自民党総裁候補の行方じゃ。
人気の枡添要一は、もはや立候補もしたくないってかんじ。
以前立候補した谷垣禎一もいまは腰が引けてるそうな。
石原伸晃も石破茂も「むにゃむにゃ」だそうだ。

与党の座にいれば、だれでもやりたがる自民党総裁だけど、野党へ転落ってことになると、この有様じゃ。
なんと情けない。
お坊ちゃんたちに政権奪還の意欲などないのじゃ。

それよりなにより、自民党議員の皆さまは、これまで連綿と続いてきた「自民党型ビジネスモデル」がもう時代に合わないことに気がついていない。
かつては道路、ダム、港湾、空港などなど、箱モノ、土木建築物を作りさえすれば、景気はよくなった。
そしていま、そんな金がまるでなくなり、道路も空港も、もう飽和状態なのに、こうしたビジネスモデルからまだ脱却できてない。

だから負けたのにねぇ、そこがわかっておらんのじゃ!!
まずは自民党、新たなビジネスモデルを探さないといけません。
でないと、8年後の政権復帰も危ぶまれる。

選挙中には、呆れたネガティブキャンペーンも行われた。
これが公党のやることかねぇ?
しかもこれ、自民党の公式ホームページなのだ、あまりに情けない。

ってことで、どうにもこうにも、自民党は分裂、崩壊の道をたどりそうな気配じゃ。
社会党と同じ「いつか来た道」ってことのようじゃ。
ナマンダー、ナマンダーとお経を上げるしかござりませんのです、情けないなぁ~




早くも一部予算の凍結だ!!

2009年09月02日 | Weblog

午前8時の気温は、13度。
きょうよりきのう、きょうより明日と段々寒くなる今日この頃でござります。
ニセコ界隈は、秋本番を迎えておるのじゃ。
もっとも日中は暑いけど。

写真は玄関前のデッキ下につくっておる物置小屋。
知識も能力もないおぢが、「手づくりウッディハウス」とかいう本を見ながら、せっせと、つくっておりまする。
もっとも、きのうはアメリカ人大工のロブさんが手伝いに来て、ダラダラ状態だった作業は、一気に進んだのでした。
プロは仕事が早い!!

おまけにアメリカ人のクセに、といってはなんですが、けっこうシビア。
丸ノコで材木をカットするときも、「墨つぼ」を使って線を引き、「線の外側をキッスする感じ」で切るのだそうだ。
「キッスする感じで切る」って表現が、いかにもアメリカ人でござます。
もっとも、それ以外はけっこうアバウトで…

さて、
新聞によると、民主党は先の補正予算に盛り込まれた4.3兆円の基金を凍結する方針を固めたそうな。
わけ判らん使い方してるお金は、トットと止めるのがよろしい。

今回の補正予算では、官僚が「こんなにたくさんのお金をどう使っていいかわからん」ってことで、地方に「なんか欲しいものないの」って無理やり作った継はぎ予算なのじゃ。

地方は地方で、思わぬことになって、「あんなものやこんなもの」まで上げてみたら、全部予算がついちゃった、みたいなことになっておる。
すべてが無駄遣いとはいいませんが、景気対策の名目で、景気とは無関係のものまでジャンジャン盛り込まれた。

で、民主党は今回、基金のうち4.3兆円を凍結するって話なのじゃ。
「中央能力開発機構」とかいう天下り機関向けの、職業訓練費が名目の7000億円。
農地を貸し出した場合に支払うお金として3000億円だそうだ。
農地を借りる人がいないのに、3000億円って何?って話。
この2つだけで1兆円!!
呆れますなぁ。

ま、一事が万事この調子ってことで、政権交代したことで、自民党政治のデタラメぶりが、ドンドコ出てくることになる。
まことに痛快、まことにけっこう!!

国民の期待をごっちゃり集めておる民主党政権、あれこれちゃんとしていただかないとね。
ダメなら代えりゃいいのです。
ただし、「首班指名で誰の名前を書く」って揉めてる、いまのままの自民党ではとっても無理。
まともな政党なって出直すことができるかどうか、分裂、消滅の危機を乗り越えられるのかどうかってことです。

出直すにしても、サメの脳みそ・森に腹痛でトンズラの安倍、アナタとは違うんですのトンズラ福田、悪声・口曲がりのA級戦犯・麻生だもんねぇ。
やっぱ、無理じゃないのぉ?再生・復活は…

ってことで、期待にさっぱり応えられないブログは、今日も手抜きなのじゃ。
きのう疲れたもんねぇ。
きょうもこれから、あれこれ忙しいことになっておる。
スマンこってす!!

自民復活の目はあるか?

2009年09月01日 | Weblog
午前6時の気温は12度。
今朝、ニセコのお山はさぶいのじゃ。
ちょっと早すぎないかぁ、寒くなるの?

おぢのつたないこのブログ、きのうの訪問者数が、いつもの5割増しの300人に急増した。
検索ワードは、「鳩山内閣 閣僚 名簿」ってことらしい。
いま、世間の「最大の関心事」は新内閣の人事ってことなのじゃ。

ところで、きのうのテレビ朝日「TVタックル」見ましたぁ?
自民党の河野太郎さんが、いいこと言っておったのよ。
「比例で当選した自民党の大物幹部は、若手に議席を譲ってほしい!!」
納得じゃねぇ、数少ないまことにご立派な自民党議員でござる。

今回、小選挙区では負けたのに、比例で復活した議員の中には、どもこもならんお方がごちゃまんといる。
わが北海道では、武部勤、町村信孝が比例復活だもんなぁ。
どの面下げて、国会に行くんだか。
「昔の名前で出ています」みたいなお方が雁首そろえて比例復活しても、自民党が再生・復活することなどけっしてありえませんのです!!

今回自民党では、驚いたことに大敗のA級戦犯が、なぜか生き残る不思議現象もある。
たとえば、麻生太郎、安倍晋三、福田康夫の戦犯3バカトリオ。
こぞって、小選挙区で当選だと!!
地元民は何考えてんだか、こんなことでは、自民党の再生など、とうていありえませんです。
おまけにサメの脳みそ・森元総理まで小選挙区で当選したってことで、人のいいおぢも口あんぐり、イスからひっくり返りそうになりましたです。

これだけ見ても、自民党が再生・復活する目は、この先4年間、きっちり、からっきし、ありませんのです。
ここまで腐っておっていいのかねぇ、恐れ入りました。
なにせおぢは「いつも支持するのは野党」ってことで、今後は自民党支持になるのじゃ。
頼むから「まとも」になってよぉ~

ってことで、8年後、民主党と「勝ち負けの闘い」ができるかどうかは、世代交代とまともな保守政治家の登場を待つしかありませぬ。
いまのままでは、再度の政権交代はまるで無理じゃん!!って話なのだ。

さて、
きのうのTV朝日「報道ステーション」に、民主党の最高顧問、藤井裕久さんが出演しておった。
民主党に投票された有権者がこぞって心配しておるのが、チョー目先の予算編成であり、数々の政策を実現するためのお金の裏づけじゃ。
そこへ、今回の総選挙を前に引退するはずだった元大蔵官僚の藤井さんが、比例で当選した。
財務大臣就任が予想されており、まことに頼もしい限りなのじゃ。

なにせ「細川政権」で大蔵大臣を経験しておるし、なにより「官僚のやり口」を熟知しておる。
鳩山由紀夫さんの肝いりで「比例立候補」したといわれておるけれど、まちがいないところなのじゃ。
このほか外務大臣には岡田克也さんの名前が上がっているという。

おぢとしては、外務大臣は寺島実郎さんにお願いしたいけど、財務大臣、外務大臣、官房長官は国会議員にしたいのが鳩山さんの意向らしく、残念なのじゃ。
これまでの自民党と違って、コロコロ大臣が代わることはないだろうから、最初の4年間はもちろん、次の総選挙で勝っても閣僚が変わる可能性は少ない。
「世界の政界の常識」がようやく実現することになる。

あれこれ不安は満載だけれど、楽しみじゃね、民主党政権。
一方、さっぱり見通しないのね~自民党ったら…
ありゃりゃなことです、ハイ!!