午前6時の気温はプラス20度。
外のお天気はというと、どんより暗い。
予報によると、きょうも曇りのち晴れのお天気だ。
昨夜は空気が湿っぽく、寝苦しい夜を過ごしました。
といっても、室温27度、湿度70%程度ではありますがね。
猛暑の中で過ごしておる本州の皆々さまには、申し訳ないほどの涼しさですが、道産子はこれでたいした寝苦しい。
毎日くどいようではありますが、辛抱強い本州の皆さんと違って、夏の暑さにも冬の寒さにも弱いのが北海道民なのでした。
写真は、きのう数ヶ月ぶりに交換したバトラーの「やさしい舌ブラシ」
朝の歯みがきする前に必ず使っております。
力を入れずにサッと舌を擦ると、舌苔(ぜったい)がきれいに取れる。
これって、舌苔を取ったあと、なんといっても舌の爽快感がいいのでチョーお勧めです。
話は変わりますが、きのう午前中のことでした。
我が家の前の道路で、自転車用のウエアを着た若者がウロウロしておった。
10分経っても、20分経っても、家の横に見え隠れしておるので不審に思って外に出た。
そしたら、フランス語とおぼしき言葉で電話をしておった。
若者ひとりだけかと思ったら大人も一緒でした。
どうやら、親子連れで自転車を楽しんでおったけど、何かあったらしい。
そばに行って、「どうしたの?」と英語で尋ねた。
そしたら父親とおぼしき男性は、外れた自転車ペダルを差し出した。
ようは片方のペダルが外れておるわけ。
でもって、よくよく見ると、大きめの六角レンチで車軸にとめてあったものが外れたようなのだ。
「ちょっと待ってね」ってことで、家に戻って六角レンチのセットを持ってきた。
六角レンチも「ミリ」サイズと「インチ」サイズがあって、どっちかもわからず両方持って行った。
国産のロードレース用でしょうか、高級自転車でした。
一発でぴったりのレンチでしたので、父親風はさっそべダルを取り付け始めた。
その間、つたない英語であれこれ聞いたら、フランスはパリから来たのだという。
ご当地のリピーターで、もう何年も冬のパウダーが気に入って来ておるそうな。
父親風は、おぢと同じ、完全な粉中毒でござる。
そして今回、初めて夏のニセコにやってきたのだという。
これから洞爺湖までサイクリングに行こうとしていた矢先に、突如としてペダルが外れたってことらしい。
ペダルが片一方外れた自転車ではどもこもならん。
そういえば、自転車はフランスの国民的スポーツ、「ツールドフランスの優勝者」は英雄だもんねぇ、、、
そうこうしているうちに、ペダルは車体にしっかり装着できた。
そしたら今度は息子風が草むらの中を何やら探し出した。
「パーツを落した」という。
スチール製かと思って、磁石を持ってきたら、ありゃりゃのプラスチック製だとか。
で、そうこうしているうちにそのパーツも発見!!
これを先ほどのべダルの中心部に取り付けるのですが、ねじ込むようだけど、父親風は強引に押し込もうとする。
「これスクリューですけど…」っておぢが言って、ペンチを持ってきた。
そこでようやくしっかりべダルもパーツも付いたのでした。
さらに父親風が試験的に走ってみたけど不都合はないようだ。
おぢが「完璧だね。これでパリまで走れる」と言ったら、父親はニヤッと笑って日本語で「ありがと ございます」と言って、坂道を駆け上っていきました。
人に親切にすると「免疫力が上がる」という。
そもそも人類は協力し合うことで、気候変動を生き抜いてきたと、過日の「NHKスペシャル」
だから他人に親切にすると免疫力が上がったりするのだそうな。
「情けは人の為ならず」とか申します。
他人に情けをかけるということは、結局自分のためにもなるという、ニッポンの古いことわざですわ。
最近はまったく逆の意味「情けを掛けるとその人の為にはならない」と勘違いしておる人も多いという。
まったくもって情けない。
おぢはというと、おかげさんで免疫力が格段に上昇し、しぶとく長生きしそうなのです。
健康でスマンね!!