午前8時の気温は、プラス18度。
朝霧が漂っておりまする。きょうも良い天気になりそうで、日差しが怖いです。
ただし、ようやく朝の気温は20度を切ってまいりました。
それにしても、残暑というにはあまりに暑いわけで、どもこもなりません。
お近くの余市町の沿岸では、サケの定置網にジンベイザメがかかったとか。
沖縄に居るんでないのジンベイザメ?
そうかとおもえば、道東の釧路では、マンボウがごっちゃり網にかかったり。
道産子は、マンボウの食べ方なんぞ知りませんってば!!
そんなことで、本来獲れるべきサケがさっぱり。
おかげさんで、イクラを作ろうにも小樽の市場でいいものは一腹1500円もしておる。
例年より3割はお高いのでござる。
ま、コレステロール値の高い魚卵は身体によろしくないゆえ、しばらく我慢しますか…
さて、
尖閣を巡っては、日中関係がまことにややこしいことになっておる。
中国では事実上の暴動でござる。
きのうその中国では、デモ禁止令が出たそうですけど、散々ガス抜きさせて、元栓をいきなり閉じてみたいなわけで、何してるんだ中国政府。
そして、一連の尖閣問題の発端は、どうやらこれらしいと、わかってきた。
9月9日のウラジオストック。
APEC首脳会議の会場で、ヒキガエル野田は、中国の胡錦濤国家主席と非公式に会談しておる。
ようは15分程度の立ち話じゃ。
この会談、国が尖閣列島の国有化を目指すことを表明して以来、初めてでござった。
キモはここでござる。
尖閣購入すると言ってから「初めての会談」ってところ。
新聞、TVはこの時、尖閣問題について、双方で話し合われたか、話題に上ったかどうか、不明と報道しておったです。
ところが、このときの立ち話は以下のようだったと、後日、産経新聞は伝えておる。
「胡主席は『日本による釣魚島国有化の動きは不法、無効で、中国政府は断固反対する』と述べた。」
「さらに『(中国政府の)領土主権を守る立場は揺るがない』と強調し、野田首相に対し『日中関係の大局に立ち、誤った決定をしないよう』要求したという」
つまり、中国側はこのときサインを送ってきておる。
結果的には、このサインを無視し、その数日後、国は正式に尖閣諸島の持ち主から購入するに至る。
なんとまぁ、ドアホウな!!
サインの見落としじゃ!! ア・ホ・か!!
過日も書きましたけど、そもそも「石原都知事が買う」といっておった。
東京都が買うのであれば、中国から見れば一都市が買うわけで、問題にもしにくいところ。
ところが余計なことに、東京都との交渉が進む中、突如「国が買う」と決めちゃった。
単なる政治パフォーマンスにすぎませぬ。
なんのことはない、尖閣を東京都に買わせておいて、ほとぼりの冷めたころにでも、国が購入すりゃよかった問題じゃ。
東京都もハナから、「国に譲り渡す」と言っておった。
ヒキガエル野田、そもそも余計なことをしたわけ。
そして、APECの会談を受けて、尖閣の購入をずるずる引き伸ばしておけばよかった。
「近いうちに」とか言って、ずるずる引き伸ばしておけばよかったのじゃ。
官邸も外務省も何してんだか!!
ということで、ヒキガエル野田は、この間2度も政治的ミス、外交的なミスを重ねておる。
おかげで、日系のスーパーやら自動車工場やらは、メタクソでござる。
日系企業は計100億円を楽に超える大損害でござる。
国民を守る、国土を守るのは、政府の最も大事な仕事でござる。
ではありますが、今回は結果だけみれば、民間企業に莫大な損失を与えた「おバカな判断」ってことでござる。
アホウに政治を任せておくと、ろくなことがありませんなぁ、、、