おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

尖閣問題をこじらせたのは誰!?

2012年09月20日 | Weblog

 

午前8時の気温は、プラス18度。

朝霧が漂っておりまする。きょうも良い天気になりそうで、日差しが怖いです。

ただし、ようやく朝の気温は20度を切ってまいりました。

それにしても、残暑というにはあまりに暑いわけで、どもこもなりません。

お近くの余市町の沿岸では、サケの定置網にジンベイザメがかかったとか。

沖縄に居るんでないのジンベイザメ?

そうかとおもえば、道東の釧路では、マンボウがごっちゃり網にかかったり。

道産子は、マンボウの食べ方なんぞ知りませんってば!!

そんなことで、本来獲れるべきサケがさっぱり。

おかげさんで、イクラを作ろうにも小樽の市場でいいものは一腹1500円もしておる。

例年より3割はお高いのでござる。

ま、コレステロール値の高い魚卵は身体によろしくないゆえ、しばらく我慢しますか…

さて、

尖閣を巡っては、日中関係がまことにややこしいことになっておる。

中国では事実上の暴動でござる。

きのうその中国では、デモ禁止令が出たそうですけど、散々ガス抜きさせて、元栓をいきなり閉じてみたいなわけで、何してるんだ中国政府。

そして、一連の尖閣問題の発端は、どうやらこれらしいと、わかってきた。

9月9日のウラジオストック。

APEC首脳会議の会場で、ヒキガエル野田は、中国の胡錦濤国家主席と非公式に会談しておる。

ようは15分程度の立ち話じゃ。

この会談、国が尖閣列島の国有化を目指すことを表明して以来、初めてでござった。

キモはここでござる。

尖閣購入すると言ってから「初めての会談」ってところ。

新聞、TVはこの時、尖閣問題について、双方で話し合われたか、話題に上ったかどうか、不明と報道しておったです。

ところが、このときの立ち話は以下のようだったと、後日、産経新聞は伝えておる。

「胡主席は『日本による釣魚島国有化の動きは不法、無効で、中国政府は断固反対する』と述べた。」

「さらに『(中国政府の)領土主権を守る立場は揺るがない』と強調し、野田首相に対し『日中関係の大局に立ち、誤った決定をしないよう』要求したという」

つまり、中国側はこのときサインを送ってきておる。

結果的には、このサインを無視し、その数日後、国は正式に尖閣諸島の持ち主から購入するに至る。

なんとまぁ、ドアホウな!!

サインの見落としじゃ!! ア・ホ・か!!

過日も書きましたけど、そもそも「石原都知事が買う」といっておった。

東京都が買うのであれば、中国から見れば一都市が買うわけで、問題にもしにくいところ。

ところが余計なことに、東京都との交渉が進む中、突如「国が買う」と決めちゃった。

単なる政治パフォーマンスにすぎませぬ。

なんのことはない、尖閣を東京都に買わせておいて、ほとぼりの冷めたころにでも、国が購入すりゃよかった問題じゃ。

東京都もハナから、「国に譲り渡す」と言っておった。

ヒキガエル野田、そもそも余計なことをしたわけ。

そして、APECの会談を受けて、尖閣の購入をずるずる引き伸ばしておけばよかった。

「近いうちに」とか言って、ずるずる引き伸ばしておけばよかったのじゃ。

官邸も外務省も何してんだか!!

ということで、ヒキガエル野田は、この間2度も政治的ミス、外交的なミスを重ねておる。

おかげで、日系のスーパーやら自動車工場やらは、メタクソでござる。

日系企業は計100億円を楽に超える大損害でござる。

国民を守る、国土を守るのは、政府の最も大事な仕事でござる。

ではありますが、今回は結果だけみれば、民間企業に莫大な損失を与えた「おバカな判断」ってことでござる。

アホウに政治を任せておくと、ろくなことがありませんなぁ、、、