おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

きょうも雨

2012年09月11日 | Weblog

午前7時の気温は、プラス17度。

雨がしとしと降っておりまする。秋だなぁ、、、

きのうは終日、うだうだ、ゴロゴロしておりました。

そんなわけで、録画しておったTV番組を、これまたうだうだ、ゴロゴロしながら観ておったです。

あれこれ観たのは「健康番組」。

齢60歳を過ぎ、いつ大病になってもおかしくないじーさんゆえ、やっぱ健康のことが気になるわけ。

そんなことで、ハニーさんが録画しておった8月14日放送の「みんなの家庭の医学」を観ましたです。

これによると、ニッポンには、肺ガンによる死亡率が一番低い県というのがあって、それが長野県だそうな。

番組では、肺がんの原因の一つに、エストロゲンというホルモンの作用があると説明しておった。 

そのがん危険因子のエストロゲンとよく似た構造をしているのが大豆イソフラボン。

このイソフラボンをたくさん摂取しておると、危険因子のエストロゲンより先に肺の細胞に入り込み、エストロゲンが入りにくくなるそうな。

そんなことで、朝から晩まで、やたらめったら、大豆製品を食べておる長野県民は、肺がんになりにくいのだそうな

番組を観ておったら、長野県民、納豆に味噌汁に豆腐にお揚げさん、さらに高野豆腐に煮豆に豆乳と、これでもかってぐらい大豆製品を摂取しておる。

それも朝から晩まででござる。

このエストロゲンというのは、乳がん、子宮体がん 、卵巣がん 、前立腺がんなどとも関係が深いとか。

そんなことで、大豆製品を大量に摂る食事ってのは、婦人科系のがん予防にも役立つのだそうな。

我が家でもほぼ毎日、味噌汁に納豆に豆腐は欠かしておりませんけど、長野県民に比べたらその量が圧倒的に違う。

そんなことで、ふたりで1個食べておった朝食の納豆、今朝からひとり1個にしようかしらん?

これを世間では「行き当たりばったり」または「付け焼刃」とか申します…

ところで、今年3月、ガン治療のため、すべて仕事をキャンセルしておった、作詞家のなかにし礼さんが10月から復帰するそうな。

放射線治療の一種「陽子線治療」をネットで見つけて、これによる治療でがんを克服したのだという。

こういう話はたいそう嬉しい。

がん治療中のお仲間もおるわけで、たいした朗報でござる。

がんのステージとしては、2.5~3の段階だったというから、かなり重かった。

これが完治したってことで、この陽子線治療、今後はたいそう注目されそうだ。

治療費は300万円近いそうだけど…

これまでがん治療といえば、外科手術、抗がん剤、放射線の3つだった。

旧友の医者によると、いまは外科的手術から、こうした陽子線、重粒子線など放射線や免疫療法などの治療法が主流になりつつあるそうな。

きのう朝のモーニングバード「アカデミヨシズミ」では、PETとCTの二つの装置を合体させた最新鋭機器「PET-CT」が紹介されておった。

これはようするに「がん発見装置」。

身体を輪切りにするCTと、がんは正常な細胞と比較して「ぶどう糖」を異常に消費するためこれを見つけるのがPET。

両者が融合した優れものだそうだけど、1回の検査料金は10万円だそうな。

また、放射線治療でも新鋭機が登場しておる。

放射線を発射する部分が自由に動いて、「弱くて細い放射線」をあらゆる方向から照射することができ、健康な細胞への影響を極力抑えながら治療する最新鋭機器「サイバーナイフ」というのもあるそうな。

このサイバーナイフ、がんを自動追尾する機能も備わっておるとか。

肺などの臓器は常に動いている。だから患者の動きに合わせてがん細胞も動いてしまう。

だけど、このサイバーナイフは、放射線を発射する部分が、患者の動きとシンクロし、一度狙ったがん細胞をずっと追い続けて治療するのだそうだ。

さらに、まだ臨床中だそうだけど、患者の血液から採取した「樹状細胞の素」を、がんの特徴を覚えさせながら培養。

一人前に育ったところで再び体内へ戻すという「樹状細胞ワクチン療法」もあるそうな。

樹状細胞が増えて、兵隊であるリンパ球による「がん攻撃率」が高まるのだそうな。

ことほど左様、旧友医師が言うように「切らない治療」が続々と登場しておる。

どんな治療を選択するかは、ひとそれぞれ、自分自身で決めることではありまする。

だけど、おぢの場合は痛くない、辛くないのを選択するんだろなぁ。

ただし金額がハンパない。その時に備えて、せっせと貯金するか…