おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

ニッポンを救う「腎臓再生医療」

2012年09月18日 | Weblog

 

午前7時の気温はプラス21度。

スカッと晴れておりまする。

ではありますが、気温は高く、ジメジメした湿気が凄いことになってます。

きのうも日中の最高気温は28度を超えておった。

きょうは30度を超える暑さになるという。

9月の半ば過ぎっていうのに、どうなってんの?

そんなことできょう北電は、この夏の最大電力を更新する見通しだそうな。

そこでおぢとハニーさんは、自宅を脱出、真狩の義母を連れて小樽へ行きまする。

かねてから義母は「踊る大捜査線」を「どうしても観たい」とか申しておったわけで、きょうはその絶好のタイミングになっちゃった。

気温が30度を超えちゃうわけで、家に居てもたいそう暑い。

エアコンの効いた車でドライブし、映画館に逃げ込めば、自宅の電気の消費も増えませぬ。

義母も喜ぶわけで、一挙両得、一石二鳥なのでござる。

それにしても、9月に入って30度超える日が、これで3日とか。

北海道の気象台、始まって以来の暑い9月でござる。

こんなことで大丈夫か北海道???

 さて、

先週号の週刊現代・ジャーナリストの目で、岩瀬達哉さんが「生みの親はボランティア 『腎臓再生』医療がヒトもカネも救う」という記事を書いておる。

それによると、いまニッポンの人工透析患者は30万人にものぼるそうだ。

そして毎年、さらに4万人づつ患者が増えているとか。

このための費用は年間ひとり500万円で、そのうち自己負担は1万円。

このため総額1兆4000億円ものカネが人工透析に投じられておるそうな。

ある意味トンデモないことになってますけど、この人工透析に代わる画期的な治療が「大学のボランティア」の手で進められているのだそうな。

これ、ようは「腎臓の再生」だそうな。

人の骨髄から腎臓の元になる細胞を取り出して、動物の子宮内で発育している動物の胎児に入れて育ててもらい、育った芽をヒトの体内に移植。

そうすると新たな腎臓が生まれるというものだそうな。

画期的でござる。

適切な研究費さえあれば、実用化も不可能ではないそうな。

なのに企業や国からの研究費は必要額をはるかに下まわっておるとか。

ジャンジャン増えていく医療費を、根本的に減らすためには、こうした研究にドカンと資金援助をすべきだろう。

毎回数時間もの透析をするため、遠隔地から雨の日も吹雪の日も病院に通う患者たち。

これがなくなるならカネも時間も、患者の精神的な負担も、軽減されまする。

なんとか、こういう研究をドンドコ進めてほしいけどねぇ。

役人パペット野田政権、そして次の自公政権も、こういうことにカネをつぎ込むなんてことは、できないんだろなぁ。