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おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

80歳と16歳が助かったけど…

2011年03月22日 | Weblog

久々に雪の朝でござリンス。気温も午前7時半でマイナス2度。3日ぶりにマイナスの朝でござります。一面の雪景色、きれいでござる。毎度のことながら、行きつ戻りつ、春へ向かってひろみGO!!なのでござる。

さて、福島原発3号機から灰色の煙だそうだ。ちゃんと使用済みの燃料棒は冷えてるのかねぇ。ややこしいことに成ってはいないのか。順調に冷却が進んでいるんではないかと思っておった矢先の煙、心配なことではありまする。

話は変わりますが、被災地で80歳のお年寄りと、16歳の孫が無事に見つかったそうな。警察官が、ガレキと化した家から出てきたこの孫を見つけたのだそうだ。その子の第一声が「80歳のおばあちゃんが、中にいる」ということだった。優しい孫じゃねぇ。

それにしても、被災した際に冷蔵庫がそばにあった。近くで乾いた毛布を手に入れられた。こうしたことが災害から10日以上過ぎてふたりが生きてこれた理由だそうだ。運にも恵まれたわけで、ホントに良かったです。

被災地では、いまも自衛隊や警察などによる捜索が続いておる。ご苦労さんではありますが、おぢは気になることがある。過日のニュージーランド地震をTVで観ておったときじゃ。感心したのは、被害に遭った車や建物に、スプレーで「clear」と書かれておったことじゃ。

そう、こうした場合、欧米などでは、「捜索しました」という印に、clearとスプレーで書いておるのじゃ。まことに簡単なことだけど、それだけでどんなに効率的な捜索ができることか。今回の災害でも、例えば自衛隊のA隊が捜索したあと、交代でB隊がやってくる場合だって、十分考えられるわけ。今のやり方なら、二度手間になる可能性は否定できませぬ。

これを省くために、「×」印でも「○」印でもスプレーで書いておけば、重複は避けられるし、効率的に捜索もできるはず。なのに、なんでしないのよ? こんな簡単でうまい方法。今回助かった80歳のお年寄りと16歳の孫が居たという壊れた家は、捜索はされてなかったってことだ。他の家の捜索が終わって、スプレー書きしてあれば、してないこの家の捜索は、もっと早く進んだのではなかろうか。状況見てないので、なんとも言えませんがね。

それでも、スプレー書きするだけで、重複が避けられる訳で、どうしてこういう方法を導入して捜索しないのか、我がニッポン国、不思議な国だと思うけど、どうよ?