午前8時の気温は、零度。風もなく温かでござります。春らしくて、まことによろしい。写真は薪小屋ですけど、まだ完全に雪に埋もれておる。雪解けの遅いこと、遅いこと。どうなってんだろ。スキー場も上から下まで、雪が付いておりまする。シーズンによっては、そろそろ下のほうが滑れなくなるんだけど、今シーズンはその心配はござりませぬ。ゴールデンウイークもジャンジャン、ガンガン楽しめる気配でござります。
さて、春の高校野球がたけなわでござる。我が北海道代表の北海高校もベストエイト進出だそうだ。これって1963年の準優勝以来の8強とか。奈良の名門、天理高校を破ったというところが凄いです。1963年ということは昭和38年じゃ、おぢが12歳のときでござる。そういえば、このときって「谷木」とかいう北海高校の選手が、大活躍したときでござろうか。
このとき谷木選手は、1試合5盗塁の大会記録を含む9盗塁をマークしたのだそうだ。のちには中日ドラゴンズでも活躍し、いまはススキノで飲食店を経営しておったような? いずれにせよ、高校野球で準決勝進出は、それ以来というから、なんと、約半世紀ぶりのことでござる。かつて活躍した北海高校も、その後は駒大苫小牧が、甲子園で優勝するという、道民こぞってびっくり仰天で、すっかり忘れられておったけど。このチャンスを逃さず、決勝戦まで勝ち進んでほしいもんだけどねぇ…
さて、さっぱり明るい兆しの見えない福島原発じゃ。たまった水に大量の放射線があったり、海水からも大量の放射線が見つかったり、微量とはいえプルトニウムが見つかったりと、不安を助長することばかり。明るい光どころか、真っ暗なトンネルをひたすら走っておる印象で、被災地から遠く、放射線量にも変化のない北海道民ですら、イライラしてきておる。
しかも、この事態をなんとか解決しようと奮闘しておる作業員、1日2食で、ビスケットを食しておるのだそうだ。当ブログで何度も書いたけど、旧日本軍は食料を兵士に供給する「兵站」という概念がなかった。ひたすら「精神力でガンバレ!!」ってことで、兵隊はジャンジャン飢え死にした。ドアホウでござった。いまならロジスティックス、ロジ担とか申して、しっかりそのあたりフォローすることになっておるはずだけど、コラッ東電!!なにしてんだか!!
アメリカなら、大ヒーローになろうという皆さんが、ろくに食事もしてないってどういうことよ??? そんなんで、この大事故を解決できるんだろか? と、まことに不安になりまする。チェルノブイリ事故では、事故後に30万人もの人が、作業したそうな。
それが、今回の福島では、わずか450人だそうだ。ニッポン国の危機というのに、このお寒い体制、なんなのよ? ここは放射線量の関係から、作業時間は限られるわけで、1万人とかでもおかしくないのじゃないか。作業のプロが必要なら、各電力会社の職員を送って対処せんかい、二千回!! と思うけど、どうよ東電?