午前7時の気温はプラスの1度。
細かい雨が降ってたかと思ったら、細かい雪に変わってました。
ニセコアンヌプリは雲に覆われ、どうやら上から下まですっかり雪化粧。
本格的な冬の訪れは、もうすぐそこまで、ってことなのでござります。
考えてみれば、きょう月曜は16日、もう11月も半ばだもんねぇ。
それでも、こうしてうだうだおバカなブログを書いてたら、西の空から明るくなってきましたです。
穏やかな一日になるとよいのですがね。
さて、
マスコミ各社の世論調査によると、鳩山政権の支持率は依然6割を超えて高いことになっておるそうな。
ただし、元大蔵事務次官のいまさら斎藤次郎氏が、日本郵政の社長になったことについては、「民主党の天下り禁止方針と矛盾する」という回答が6割もあるそうじゃ。
その一方、この「天下り禁止と矛盾する」と答えた人の半数以上が、内閣を支持しておるという。
不思議といえば不思議だけど、なんか「人気あるのね鳩山さん」ってことなのじゃ。
おぢはというと、新政権への期待感がパンパンに膨れ上がっておった総選挙の直前直後をピークに、民主党への期待感はだんだん薄れ、いまは若干の失望感が台頭してきておるのじゃ。
一体全体、そのあたりの原因は何かと考えてみると、まずは小沢一郎とその取り巻きが感じさせる「横暴さ」でござりましょうか。
仕分け人の人選を巡って、「新人議員は入れない」というあのゴタゴタ、民主党議員による「議員立法はダメ」だとかなんとかいう騒動、このあたりで嫌気が差してきましたです。
それと、百戦錬磨の亀ちゃんの暴走を、誰も止められないという、政権の未熟さでござろうか。
いまさら次郎氏の郵政社長起用も、暴走といえば暴走だし、仕分け人の人選に関しても「市場原理主義者がいる」などと口出しするのも、感じ悪い。
鳩山政権そのものも、鳴り物入りで期待されておる国家戦室が、いまだに「戦略局」になっていないお粗末もある。
以前も書いたけど、田中角栄の「列島改造論」、池田勇人の「所得倍増論」みたいな「明確な将来ビジョン」がついぞ出てこない、ってどうなのよ?
トットと国家戦略を示していただかんことには、国民に元気が出ない、株価も上昇しない、ことになっておる。
期待を集めておる仕分け作業も、実態は財務省に取り仕切られておって、なんだかなぁ?
しかも現状では、仕分け作業に法的権限がないというお粗末さ。
これじゃぁ、仕分けしても、この先ちゃんと予算が削られるのかどうかも、不透明なのじゃ。
確かに、これまでまったくのブラックボックスだった予算編成が、すっかり、丸々明らかにされるメリットはあるものの、その一方、単なる民主党のパフォーマンスと見られても不思議ないことになっておるのが現状の仕分け作業なのじゃ。
確かに、あれこれ準備が整っていない、政権発足間もない、官僚組織も政権交代の経験がない、ってこともあるんでしょう。
そこらあたりは、多少割り引いてみても、いまの政権のありよう、なんとも心もとないことになっておる。
いま早急にしなきゃならんのは、お金がかからなくて、口先だけで国民みんなが元気になれる方策じゃ。
「明確な将来展望」「明るい希望」「この国のビジョン」を鳩山総理の口から、早急に示すことだと思うけど。
どうじゃろか?