発表する、表現する、使用する、それぞれの語彙と、理解する語彙との違いをとらえる。日本語の理解語彙と言えば、使用語彙との対で、おおむね、理解語彙 聞いたり読んだりしたときに理解できる語 <使用語彙> 話したり書いたりするときに使える語 と説明がある。また、>理解語彙(passive vocabulary)とは、読んだり聞いたときに意味はわかる語彙。産出語彙(active vocabulary)とは、アウトプットで使いこなせる語彙。 という説明もある。理解に対する表現は行為として言語における対概念としたのが、学校教育で議論をした言語生活のうちにある。表現そのものを発表するとした方がわかりよいという説明があって、それでは使用するとなったものであろうが、そのもちい方には隔たりがある。表現が表記とのかかわりで日本語の特徴を捉えているからであり、使用結果と表現しようとする活動とは違ってくるであろうか。 . . . 本文を読む