第2セットを見なかった。見たら、ヒリヒリしただろう。見た方がよかったか、録画もしなかったから、見なかった方がよかったのだろう。マッチポイントを3つとって、それをひっくり返されて、4ゲームを連取されたというセットであるから、クビトバの勝利への執念がまさっていたのだろう、がけっぷちをコート戦いの中央へと押し返したのである。そこを見なかった。見たのは第3セットの4-2、大坂のゲームからである。ここでも2ゲームの優勢にいながら、それをじりじりと、一進一退の形勢であったから、見かけには押し詰められそうで、そこにはわざと体力と運が見えてきたような気がした。淡々と打ち重ねて、シーソーになれば、そのまま、勝利がやってくる。マッチポイントは、来た!サービスエースが決まるか、リターンはと思ったら、ゲームが終了した。コートにそのまま天を仰いでからしゃがみこんだ、終わった、ほっとした、というところ、笑顔はなかなか浮かべない、コート中央によって審判に会釈をして、コート振り返るように歩みをして、その視線の先にチームがいたのだ、微笑んだ表情をテレビカメラはアップし続けていた。 . . . 本文を読む
日経新聞見出しより
1面
20190126
年金開始、75歳も選択肢 厚労省検討
毎月の受取額は2倍、高齢者就労の呼び水に
厚生労働省は公的年金の受給開始年齢を75歳まで繰り下げられるようにする検討に入った。毎月の年金額は65歳開始に比べて2倍程度とする方向だ。いまは70歳開始が上限だが、一段と高齢になってから年金をもらう選択肢をつくる。働く高齢者を増やす呼び水にし、元気な高齢者に社会保障を支える側に回ってもらうのが狙いだ。
公的年金をもら…続き
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