潔さ、潔くする、が変わった。横綱の引退の報道に、日本人横綱とばかり惜しまれて、8連敗のワースト記録をつくってしまったが、引退の表明には、しっかりとした声が聞こえた。まだできる、やれる、その思いがこのようすで、だれしも思ったに違いない。6場所制の、休養を許さない、回復が追い付かない、それこそ相撲取りの働き方改革がいるような状況の結果になった。きっぱりした、その表現は、一片の悔いなしと語って、新聞の見出しを飾るが、そこには悔いという、悔しさがにじみ出ている。横綱になって優勝した勢いは素晴らしかったが、その時の負傷が、その後にずっと影響したのは、悔やまれる。休場に反射神経が緩んでしまったか、もう少しの動きの切れが残る取り口であったのに、そうではなくなって、もう一人の横綱の綱渡りのように土俵で昨日も今日も舞っているのを見ると、物言いも、取り直しも、その敏捷にも見える、そうではないのだろうが、そういう動きがなくなってしまうと、相撲取りも重いだけになってしまうのか。 . . . 本文を読む
日経新聞見出しより
1面
20190117
英離脱 出口なき混迷 合意なしか延期か
議会否決 首相、指導力を喪失
【ロンドン=中島裕介】3月末に迫る英国の欧州連合(EU)離脱の先行きが混迷してきた。英政府がまとめた離脱案は15日の英議会(総合2面きょうのことば)下院で与野党からの反対で大差で否決。代替案の展望は開けず、経済や社会が混乱する「合意なき離脱」か、離脱時期の数カ月延期かの選択を迫られる可能性が高まった。与党は野党提出の内…続き
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