お経ははやり一人から多数の人達に向かって説くものではなく、一対一で語りかけるもののようだ。浄土真宗で読誦される三部経の内に「阿弥陀経」があるがその中で釈迦は一番弟子の舎利弗(シャリーリープトラ)に声を掛けながら教えを説いている。その名が阿弥陀経の中に三十六回も出て来る。つまり舎利弗に三十六回も呼びかけているのである。舎利弗は釈迦の叔父に当たる人らしく、従って釈迦より年上であるが、返事もせず、ただ黙って聞いているだけである。
お経ははやり一人から多数の人達に向かって説くものではなく、一対一で語りかけるもののようだ。浄土真宗で読誦される三部経の内に「阿弥陀経」があるがその中で釈迦は一番弟子の舎利弗(シャリーリープトラ)に声を掛けながら教えを説いている。その名が阿弥陀経の中に三十六回も出て来る。つまり舎利弗に三十六回も呼びかけているのである。舎利弗は釈迦の叔父に当たる人らしく、従って釈迦より年上であるが、返事もせず、ただ黙って聞いているだけである。