読書など徒然に

歴史、宗教、言語などの随筆を読み、そのなかで発見した事を書き留めておく自分流の読書メモ。

歴史用語が英語になると

2007-09-14 12:12:01 | Weblog

「THE LAST SHOGUN」の中の英語にされた歴史用語の内の二、三を見ると 家臣、vassal 領地、fief 藩、feudal clan 藩の領地、domain 旗本、shogunal vassal 御三家、three branch families of the house of Tokugawa 側室、consort
御三卿、three cadet families 大御所、grand old man of the shogunateなどとなっており、三浦綾子の「細川ガラシャ」が英訳された「THE LADY GRACIA」や藤沢周平の「竹光始末」が英訳された「The Bamboo Sword」なども大体同じような語に訳されている。短い漢字が英訳されると英語の単語が多く並ぶ語になってしまう様子を見ていると漢字の造語力の強さを感じる。