あきお不定期日記

日常の思いついたことを不定期で書いてみたい。

フィギア男子メタル獲得

2010-02-19 23:26:02 | Weblog
 2月20日(土)。
 2月は逃げるといわれ、もう20日。あと、1週間である。
 オリンピックで日本男子フィギアスケートでは初めてメタルを獲得した。高橋大輔選手。銅メタルである。彼は我が母校、関西大学大学院生。4回転ジャンプは失敗したが、その他の演技は抜群であった。もし、このジャンプが成功しておればあるいはもっと上が獲得できたのであるがその点は残念であった。過去何度となくテレビで彼の顔を見てきたが、彼の顔から涙が流れたのははじめて見た。どんな涙だったのだろうか。競技が終わってすぐの彼の表情から推測すれば満足感と喜びの涙だったと信じたい。昨年は、故障で一年間治療と練習に専念し、競技に参加することも自重してきた。彼にとっては長い耐え忍びの時期だったと思う。彼には本当におめでとうとご苦労さんといいたい。
 関西大学ではもう一人織田信成選手がいる。戦国時代の闘将織田信長の末裔である。本能寺の変がなければあるいは天下を取っていたかもしれない。信長とは正反対の性格だろうか。線は細い。しかし、愛嬌がある。坊ちゃん坊ちゃんしている。彼も涙を見せた。涙だけと思いきや声を立てて泣いている。余程、残念で悔しかったのであろう。その理由は靴の紐が切れて、競技が出来なかった。紐を締めなおし再びリンクへ、そして最後まで競技を行なった。その結果は7位であった。きついようであるが織田君は自覚が足りない。4年後は心機一転ソチで頑張ってほしい。そして、より高い目標に向って挑戦して欲しい。織田信長が果たせなかった天下取りを願う。それには、もっと強く逞しくなって欲しい。
 関西大学は高槻に素晴らしいスケートリンクを持っている。過去、関西大学から佐藤信夫、大川久美子という世界的な選手を輩出している。そんな関係もあって創立120周年記念事業の一環として日本有数のスケートリンクを造った。佐藤、大川、高橋、織田に続けとばかり、学校も力を入れている。
 明日からは女子フィギアが始まる。浅田、鈴木、安藤の日本の3選手には頑張ってもらって前回の荒川静香が勝ち取った金の栄光を再び味わってもらいたい。


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