あきお不定期日記

日常の思いついたことを不定期で書いてみたい。

根底から相撲界を変革せよ

2010-02-01 00:48:31 | Weblog
 2月1日(月)
 また、大相撲界が騒がしい。
 横綱朝青龍の傷害事件。協会の理事選。
 まず、朝青龍の傷害事件であるが結論からすれば、厳罰に処すべきである。
 大相撲は国技である。日本に多くの天皇杯のスポーツはあるがその最たるものは大相撲ではなかろうか。定期的に天皇家が観戦に会場に起しになるスポーツは大相撲が唯一ではないだろうか。国技であればこそ定期的に観戦されるのである。相撲はスポーツの他に神事の性格も持っている。そのひとつに明治神宮での横綱の土俵入りの奉納がある。日本国の平安と安泰そして世界平和を願って毎年行なわれている。横綱は強さも然ることながら品格も備えていなければならない。ただ、強いだけでは横綱にはなれないとなっている。それが、最近では大相撲界でも商業主義に走り、強ければよいとなってきている。特に、最近のように日本人力士が不甲斐なく、横綱、大関の多数が外国人力士が占め、日本の歴史と伝統が崩れかかっていることで、人気が減少し、本場所中でも空席が目立っている。満員御礼の垂れ幕が下がる日が極端に少なくなっている。一昔前は連日満員御礼の垂れ幕が下がっていた。
そんな中に現れたモンゴル出身の朝青龍。モンゴルにもモンゴル相撲があり、彼は小さい時からなれ親しんでいた。相撲の基礎は出来ている。日本に来て学生時代から相撲界に入り、その強さは他を圧倒し、力で横綱を張るようになった。しかし、日本の風土に順応する精神が出来ていないし、相撲界の精神的なしきたりが理解できていない。日本の相撲の人気を取り戻そうと相撲界は彼を横綱にした。その後の彼の行動派破天荒で前代未聞の厳重注意が5回である。今回の事件でも場所中の7日目の出来事である。午前4時まで飲み歩いていての行状である。我儘で破廉恥な力士を放任している親方、そして相撲協会の理事達にも大いなる責任がある。この際、朝青龍は厳罰で臨み、高砂親方も連帯責任で廃業、相撲協会幹部は一番厳しい処分を望み、協会は猛反省をし、原点に戻り相撲道について検討すべきではなかろうか。
 理事選については明日に記します。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする