あきお不定期日記

日常の思いついたことを不定期で書いてみたい。

関空予算凍結大いに結構

2009-11-17 00:06:20 | Weblog
 11月17日(火)。
 昨日の事業仕分けで関西国際空港予算160億円凍結されることになった。
半径25キロの中に3つの空港がある。関空、伊丹そして神戸。元々、関空を作る代わりに伊丹をなくす計画であった。それが伊丹空港が存続の強い運動があり存続となった。その上、神戸国際空港もできてしまった。関空をつくる時、兵庫地方の乗客のために湾岸線を作り、神戸から30分ほどで関空に到着できるようにした。
それぞれの空港が足の引っ張り合いをしてきた。また、世界経済が停滞し需要が伸びなくなった。やはり3つの空港設置は不経済である。近畿圏の状況からして関空一本に絞りこむべきである。もっと効率のよい空港運営を政府は本気になってすべきである。その意味で160億円の予算凍結はよいことだと思う。
日本には大・中・小合わせて90近い空港があると聞いている。この狭い日本にでである。中には休止状態の空港があると聞く。この間もテレビで放映していたが飛行機が飛ばず、滑走路は凧揚げ大会の会場になっているものもある。何十億、何百億という大金をかけてつくった国民の尊い財産が利益を生まない。赤字、赤字である。
こういう無駄を洗い出すのが今行っている事業仕分け作業である。初めての経験で至らぬところばかりだろうが、この制度は毎年毎年実施し充実させていくべきである。我々が毎日流れてくるニュースを見ていても判りやすい。公開されているので財務省も行政側も仕分けチームも真剣である。この制度国民の72%が賛成であるとの調査結果がでている。
3000とも言われている事業。今年はそのうちの440事業だとのことであるが、この4年間で全事業を仕分けして欲しい。勿論、お膝元の財務省の事業についても同じである。
この際、無駄と天下りの問題を徹底的に検証することによってかなりの成果が得られるのではないだろうか。

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