あきお不定期日記

日常の思いついたことを不定期で書いてみたい。

明るい増収問題も考えては・・・・

2009-11-18 23:23:28 | Weblog
 11月19日(木)。
 昨日の仙石大臣の発言では来年度の国家の税収が38兆円とのことである。
概算予算は95兆円。いま、この予算を削減する事業仕分けが行なわれており、3兆円を削ることを目標に攻防戦が行なわれている。92兆円とするならば54兆円という途方も無い額が赤字であり、これを国債で賄うしかない。
先日も書いたとおり無駄の削減は徹底的にやってもらいたい。しかし、一方増収対策も積極的に行なってもらいたい。世界的な停滞経済で法人税や所得税、消費税などの直接的な税収は見込めない。間接的な税金にメスを入れてはどうか。
評論家と称する人の中にはこのことを言い出す人達も出てきた。
利子税、昔あった物品税、相続税などを真剣に考えるべきではないか。
預金金利は0に等しい。日本には1400兆の個人資産があるらしい。単純に計算すると1%上げることにより14兆の預金利子が発生し、その15%の利子税2兆1千億円が国庫に入る。また、地方への利子税5%の7千億円が入る。預金金利を上げることは貸出金利を上げることになり、企業の負担が大きいということになるがここのところは頭のいい方々が知恵を絞れば解決の道はあると思う。
昔あった物品税の復活も考えれば如何なものか。いわゆる贅沢品には税金をかけることである。贅沢品には5%程度の税金をかけたらどうか。もし、物品税の復活がダメなら消費税で差をつける方法もある。フランスでは野菜などの素材を買う時は5%程度の消費税で済むが、レストランで飲食をすると20%ほどの税金が掛かるとのことである。
又、相続税の基礎控除額を下げたらどうか。いま、相続税を払う方は5%ということである。基礎控除額は5000万円であるが3000万円ぐらいに落としたらどうか。かなりの増収となりはしないか。
 スーパーなどが値下げし、それにつれ商品の質が落ちそのつけは国民に跳ね返ってくる。消費経済は縮小し、沈滞ムードが漂い、暗い世の中となっている。その上に予算削減政策。益々、暗い世の中のムード。
庶民にとって預金利子アップなどは明るい話題ではないだろうか。

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