あきお不定期日記

日常の思いついたことを不定期で書いてみたい。

歩く常識、運転する常識

2008-10-24 00:42:54 | Weblog
一昨日未明大阪北区梅田の一番交通量の激しい又、複雑な交差点で横断中の人が車にはねられ隣の区である福島区まで3キロも引きずられ死亡した事故があった。顔も分別がつかないほど損傷していたとのことである。車は走り去り犯人はわからないとのことである。警察は全力を挙げて捜査している。まことに痛ましい許せない事故である。
轢かれた人は同僚と深夜まで酒を飲みかなり酔っていたようである。轢いた人間はどのような状況であったのだろうか。ひきずっているのが判っていたであろうか。それとも、轢いた車を運転していた者も飲酒運転をしていたのではないのだろうか。普通、素面で運転していればその場で止まり被害者を救済するのが当たり前であろう。そのような状態にならない何かがあったと思う。
 先ほども書いたように、痛ましい事故で轢いた人間が悪いのは勿論であり一日も早く自首し、法の裁きを受けて欲しいのであるが、なんでこんなところを歩いていたのか不思議でならない。大阪に住んでいる方はよくご存知だと思うが大阪で一番複雑な、交通量の多い交差点である。それも車両専用で歩行するところではない。この区間は信号機もない。横断歩道もない。あるのは高架橋だけである。轢かれた人とその同僚は泥酔に近い状態で横断していたであろう。
仮にこれが轢いた車が止まり被害者を救済する措置をとっておれば、被害者にかなりの過失があってもしかるべき事故だと思う。
一時の油断がこんな大きな事故に発展するのである。歩行者も運転者も今一度道を歩く時、運転する時の常識を考える必要がある。

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