スワ！ 連立内閣誕生？

　１１月１日の本ブログで福田・小沢両氏の会談は村山内閣の時のように与野党連立内閣の話ではないかと書いた。１１月２日夜テレビのテロップが流れた。私の思っていたことが的中した。午後３時より第２回目の党首会談がありこの話が福田首相より小沢代表に告げられた。小沢さんは即答を避けた。党へ持ち帰って結論を出す。すぐ、役員会議を開催。結論は早かった。首相の呼びかけにNOとの回答。これは予想されていたことだ。もともと、民主党は選挙でもって政権を獲得する方針である。今、福田さんの申し出に乗るとそれこそ国民に総スカンを食わされるだろう。村山内閣の時とは事情が大きく変わっている。まだ、共産党も、社民党もその他の勢力も議員が多かった。今、２大政党になっている。ここで、自民党と民主党が連立を組めば、それこそ馴れ合い国家になり政治の緊張感はどこかへ行ってしまう。今回はそんな話があっても小沢さんの胸のうちははじめから拒否の構えであったのではなかろうか。相手の党首から話があれば無碍に断るのは失礼である。ということですぐに結論を出さ無かったと思う。

　いよいよ福田さん正念場を迎えた。インド洋で活動していた海上自衛隊の給油活動は期限切れとなった。今後、アメリカはどんな態度に出てくるのだろうか。１１月中旬、福田さんはアメリカ訪問である。どんなお土産を持っていくのだろうか。興味津々である。
　またまた閣僚から不規則発言。「私の友人の友人はアルカイダ。何回も変装して日本に来ていた。」との発言。それも外国特派員クラブでの発言である。法務大臣は入国管理行政の最高責任者である。なんでこんな発言するんや。本当に彼の脳の状態が疑われる。一言言えば、瞬時に世界中を飛び回るそんな時代である。もう少しよく考えて述べて欲しい。