あきお不定期日記

日常の思いついたことを不定期で書いてみたい。

真剣に庶民のこと考えよ

2007-11-01 02:38:16 | Weblog
 福田首相と小沢代表の会談が10月30日行われた。福田さんからの申し出らしい。角福戦争の一方は田中角栄の子飼い、一方は福田赳夫の息子。ただ、福田氏は政界に入ったのが遅かったのでこの時代はお互い知り合いの中ではなかっただろう。何を話し合ったのだろう。勿論、テロ特措法についての話し合いはあっただろうが、それより他の話し合いがあったかどうか興味が湧いてくる。今週もう一度会談とのことである。福田さんも総理になって日本の先行きに大きな不安を感じたのではなかろうか。参議院では6年間野党の優勢が続きことごとく法案が潰されるかも知れない。国会中継を見ていても謝りの連続である。行政府も悪い膿があちこちから出だした。自民党もばらばらである。11月下旬にはアメリカに行かねばならない。給油継続のお土産を持っていきたかったのだが100%無理となった。日米首脳会談ではアメリカからかなり叩かれるのだろう。小泉さんが自民党を半分ぶっ潰した。そろそろそのつけが出ている。福田さん、悲鳴を上げているのでは無かろうか。この国をどうしていいのか判断はつかなくなり、昔の敵に助けを求めたのだと思う。
一方、民主党の方も一枚岩でない。もともと、自民党と社会党主体の混合チームである。こちらも統一が難しい。村山内閣時代のようになるのだろうか。
今週のあと一度の会談が見ものである。
 小泉さんといえば、踏み絵までさせて民営化した郵政が10月1日から完全民営化である。表向きは今のところあまり変わっていないが、こんなことがあった。
我々は職業柄よく小為替を利用する。2週間ほど前、小為替を作ってもらいに郵便局へ行った。今まで手数料10円だったのが最低100円となった。10倍である。300円の小為替を発行してもらうのに100円の手数料である。民営化議論の段階でこんなところまで知らされていない。これはほんの一例である。まだまだ出てくるのではないだろうか。もともと小生民営化には反対であった。小泉、竹中なにするねんである。庶民のこと全然考えてないやんかいさ。
 まあ、政界・財界・行政府、表向きは国民のため国民のためというけれど何も考えていません。自分さえよければの世の中になりつつありんす。

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